2024年も猛暑!「汗」で悩む人におすすめの乗り切り方を「においのスペシャリスト」臭気判定士が答えます!_img0
イラスト:Shutterstock

日本で暮らす10人に1人が汗の悩みを抱えていると言われる今、すでに体感温度が40度超えの「猛暑」をどう乗り切るか……。結構、死活問題ですよね。汗じみやにおいが気になる汗対策に取り組んでいるマンダムが、新しい研究知見を紹介するセミナー会を開催すると聞き、参加してきました。

2024年の最新汗対策のキーワードは「制汗」と「眠汗」のダブルケア。これ、ちょっとスゴいですよ。
 

 


汗悩みは年々深刻化しています


こんなに暑いんですから、そりゃ汗だって吹き出しますよ。ブラウスやTシャツの汗じみや白浮き、においだって気になりますよね。多汗症に関する調査をおこなったところ、日本で暮らす10人に1人が何かしらの汗悩みを抱えているとのこと。皆さん、汗対策、どうしていますか?

ちなみにですが、汗が気になる部位は「ワキ」が断トツに多く、その次は「顔」「背中」と続きます。

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*2024年3月実施 15歳〜39歳の男女726人にネット調査(マンダム調べ)

汗をかくと体や服がベタついて不快だし、汗臭さや体臭も気になります。それから「汗じみが恥ずかしい」という“他人の目”が気になるのも事実。汗の量を減らすいろいろな手段が紹介されていますが、ここ数年、私はワキのボトックス注射をしています。汗腺の働きを緩やかにすることで、汗の量を減らしましょうというわけ。個人的な感想になりますが、汗の量はかなり減りました。ですが、完全ではないため、ボトックス注射とデオドラント製品を使って汗対策しています。
 

汗悩みに朗報!? 汗腺にフタをするだけでなく、眠らせる新技術


マンダムの研究所で汗研究をしている原 武史さんは、臭気判定士の資格も持つ「においのスペシャリスト」。ちなみに臭気判定士とは、嗅覚測定法をおこなうための資格であり、パネルの選定・試料の採取・試験の実施・結果の求め方まで全てを統括する、臭気環境分野で初めての国家資格なんです。

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原 武史さん・マンダム 先端技術研究所 ライフサイエンス研究グループ マネジャー/理学博士 
2005年に入社してから約17年を基礎研究に従事。主に汗や体臭の発生機構の解明、においを消す素材の開発など、制汗や防臭などのデオドラントに関わる基礎研究を担当。博士号、臭気判定士の資格も取得し、体臭研究に生かしている。現在は大阪大学の共同研究講座としての准教授でもあり、企業側と大学側の両面で研究をおこなっている。


<汗をかくメカニズムのおさらい>
汗が作られる汗腺の根本が収縮することで、ポンプのように働き、汗腺の根本に溜まっていた汗が押し出されて肌表面に出てきます。

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「ここ最近の制汗技術では、汗の出口に【フタ】をすることで汗を抑えていましたが、大量の汗が押し出されるとフタが流れてしまうこともあり、制汗力には課題がありました。
そこで、汗腺にフタをするのではなく『汗腺の根本で起こる収縮そのものを抑えて【休眠】させることはできないか?』と考え、汗腺を休眠させることができる成分を探したのです。
 
いろいろな成分を探してみた中で、【GMA】という成分に汗腺の収縮を抑える機能があることを発見しました。GMAによって汗腺を休眠させることで、汗を押し出す収縮運動が抑制され、汗を根本から抑えることが可能になったのです。また、汗腺を休眠させる技術を従来の汗腺にフタをする技術と併用することで、より高い制汗力が発揮できることも確認しています」(原さん)

フタをして眠らせる、この2つの技術を合わせると発汗率が約50%も低下することも明らかになったというから、汗で悩む人には嬉しいニュースなんですよ〜。

 
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