③白×ネイビー、マリンカラーのジャケット
アン王女の場合……

「皇后雅子さま」と英国の「アン王女」。国も年齢も関係ない、永遠のロイヤルスタイルの共通点 _img0
2018年11月28日、チリを公式訪問。写真:ロイター/アフロ

海外を公式訪問された際、白地にダークネイビーのトリミングが施されたショートジャケットと、同じく襟元にトリミングがなされたワンピースとのアンサンブルをお召しになったアン王女です。

ジャケットのパターンといいサイズ感といい、見事にお身体にフィットしていて、とても若々しくスタイルが尚更に良く見えます。

ネイビーのグローブやネックレスなど、小物使いもさすが。メリハリをつけた色の効かせ方が参考にもなる、とてもモダンなロイヤルスタイルですね。また王女の鉄板、エッジの効いたサングラスが、コンサバティブなスタイルを、辛口かつスタイリッシュにみせてくれています。
 

 


皇后雅子さまの場合……

「皇后雅子さま」と英国の「アン王女」。国も年齢も関係ない、永遠のロイヤルスタイルの共通点 _img1
2015年7月2日、国王の戴冠式に出席されるためトンガへ出発される皇太子(当時)ご夫妻。写真:Shutterstock/アフロ

こちらは(当時)皇太子ご夫妻が揃って戴冠式のためトンガへと出発される際のお姿です。皇太子妃雅子さまは、生成りにネイビーのトリミングがされたシングルのショートジャケットに、ネイビーのワンピースを合わせたアンサンブルをお召しになっています。
襟の形がショールカラーであることや、ネイビーのバランスが強めのカラーコーデなど、雅子さまらしく落ち着きのあるスタイルが日本らしく感じます。

しかし、ジャケットの丈やウエストを絞った女性らしいシルエット、スカート丈など、やはり細かな違いはあれど、スタイルが美しく見え、なおかつ長く着まわすための重要なポイントは、アン王女、雅子さまともに同じであることがわかりますね。