やっぱりというべきか。2022年にラスベガスで挙式したJ.Loことジェニファー・ロペスとベン・アフレックが結婚わずか2年半で離婚を申請。かつて「ベニファー」と呼ばれたハリウッドのビッグカップルが、50代にして17年ぶりの復縁、そして結婚。当時は同世代として喜ばしいニュースだとは思ったけれど、長続きはしないだろうなあ、とも。これは、誰もが予想したことではないでしょうか。 

“奇跡の愛”に恋する女、ジェニファー・ロペスがベン・アフレックと4度目の離婚へ_img0
写真:Backgrid/アフロ
“奇跡の愛”に恋する女、ジェニファー・ロペスがベン・アフレックと4度目の離婚へ_img1
写真:Backgrid/アフロ

・ふたりはかつて婚約していたものの、直前に式をキャンセルし2004年に破局

・その理由はベンがメディアの注目に耐えられなかったから

・その後ベンはジェニファー・ガーナーと結婚するも、結婚生活の重圧から逃れるため(という言い訳で)ギャンブル&アルコール&薬物依存症に

・挙げ句の果てには当時女子大生だったナニーと浮気して離婚

・J.Loはすでにバツ3で、交際相手を毎回「運命の相手」と騒いでは破局

ーーというわけで、ザッと書いただけでも不穏な材料盛りだくさんだったふたり。交際相手を途切らせないJ.Loと、コミットメントはどうやら苦手なベンは、心理学的に言えばいわゆる「依存型愛着タイプ」と「回避型愛着タイプ」。水と油の相性なのです。
 

 


前回はプライベートを曝け出すのが苦手だというベンと、自分の恋愛を世界に発信しないと気が済まないJ.Loのすれ違いで上手くいかなかったのに、J.Loは今回も交際宣言からウエディング、ふたりのプライベートでのイチャイチャまでをSNSで公開。

さらに今年に入ってからは、2000万ドルの自費を投げ打ってプライムビデオのドキュメンタリーとミュージカル、計2本の映画を制作し、最新アルバムも合わせた3部作でベンとのラブストーリーを表現。仕事以外はひっそり暮らしたいメンタル不安定なパートナーなのに、J.Loはありとあらゆる「やっちゃダメ」なことをやってしまったなぁ、というのが、私の正直な感想です。結婚の重圧が耐えられなくてお酒に逃げて離婚した男性と一緒になるのなら、色々ともっと慎重になってもよかったはずじゃない?

また、この3部作はメディアからも視聴者からも「ナルシストの自己満足にしか過ぎない創作物」と酷評を受け、この後に予定していたツアーは席が埋まらず、いくつかの公演がキャンセルに。その告知のあとJ.Loは「家族との時間を大事にしたい」という理由で、今年5月にツアー自体の中止を決定しています。