超人気作に３作連続出演
ーー大倉さんと言えば、『アンナチュラル』、『MIU404』に続き３作続けて同じ役で出演されることが話題になりました。出演が決まったとき、どうお感じになられましたか？
大倉：もう単純に嬉しかったです。ただもう『MIU404』でまた同じ役で出ると決まった時点で、既に「何それどういうこと」っていうふうに思って。それがもう一回来た感じです。でも本当にこんな経験なかなかないですし、駄目だって思われたら、呼んでもらえてないわけですから、嬉しいですよね。やっぱり久々に一緒になったスタッフやキャストの方々もいて、また一緒に仕事ができてるっていうことはとても嬉しかったですね。出演者は毎回大きく変わるんですけど、スタッフチームは結構同じ人もたくさんいるので、懐かしかったです。
ーー実際に完成した作品をご覧になってどうでしたか？
大倉：面白かったです。そして台本上では、なかなか完全に理解できなかったような部分がなるほど、こういうことかってなりましたし、あとやっぱり実際の役者さんたちが演じると説得力があるなって思いました。
ーー大倉さん演じる刑事の毛利忠治は、毎回短い出演時間でも印象に残りますが、何か役作りで意識されたことはありますか。
大倉：『ラストマイル』に関してはもう、あんまりああしようこうしようと考えてなかったと思います。ただ、『アンナチュラル』が始まったときには、どういうふうにするべきか、どういうキャラクターなのかわからなかったですし、やっぱり少し印象的にできた方がいいのかなとか、そういう邪念的なものはあったとは思います。でも回が進むにつれて、僕が余計なことを考えながらコントロールしていくものじゃなくて、もう既に毛利っていうキャラクターが塚原監督や脚本の野木さんの中では存在してるんだと思って、余計なことはせず、という感じでした。
ーー最後に、『ラストマイル』の見どころを教えてください。
大倉：描かれているものがとてもシビアで、今の社会の問題をすごく切り取っています。すごく面白い映画になっています。主演のおふたりはもちろんですけど、たくさんの登場人物がとても魅力的に描かれています。素敵な映画になっていますので、気に入っていただけたら、何度でも観に行っていただけると幸いです。
映画『ラストマイル』公開中
『アンナチュラル』『MIU404』と繋がるシェアード・ユニバース・ムービー!!
監督：塚原あゆ子、脚本：野木亜紀子、主題歌：米津玄師
最強チームが贈る、極上のノンストップ・サスペンスエンタテインメントが誕生！
『アンナチュラル』(18)、『MIU404』(20)など数々の名作ドラマの演出を手掛け、丁寧かつ大胆な演出で視聴者の心を掴み続ける、塚原あゆ子監督。そして、同作品で脚本を務めた、野木亜紀子。さらに、その２作品で主題歌を務めていた米津玄師。ギャラクシー賞や、放送文化基金賞などを受賞するなど、数々の功績をのこしたこの最強チームにより、『アンナチュラル』、『MIU404』の世界と繋がるシェアード・ユニバース・ムービーが誕生します！
主演には、４度日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した満島ひかり。
さらに、主演から脇役まで幅広い演技が高く評価されている岡田将生が出演。
塚原あゆ子監督作品に初参加となる二人が、映画『悪人』（10）以来14年ぶりに共演します。さらには、ディーン・フジオカ、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己、火野正平、阿部サダヲら、実力派キャストも出演。「アンナチュラル」「MIU404」のキャラクターたちも登場し、シェアード・ユニバースの世界を彩る、超豪華メンバーが揃いました。
そんな、超豪華俳優陣が出演する本作のタイトルは『ラストマイル』。物流においてお客様へ荷物を届ける過程の最後の区間を表わすこのタイトルに込められたメッセージとは—。
11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜、
世界規模のショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。
やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく——。
誰が、何のために事件を仕掛けたのか。
残りの爆弾は幾つで、今どこにあるのか。
ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』の世界線と交差する、完全オリジナル映画作品『ラストマイル』は8月23日に公開 !
出演
満島ひかり 岡田将生
ディーン・フジオカ ／ 大倉孝二 酒向芳 宇野祥平 安藤玉恵 丸山智己
火野正平 阿部サダヲ
『アンナチュラル』 石原さとみ ／ 井浦新 窪田正孝 市川実日子 竜星涼 飯尾和樹（ずん）／ 薬師丸ひろ子 松重豊
『MIU404』 綾野剛 星野源 ／ 橋本じゅん 前田旺志郎 ／ 麻生久美子
監督：塚原あゆ子 脚本：野木亜紀子 主題歌：米津玄師「がらくた｣
＜衣装＞
シャツ／AS STANDARD
問い合わせ先／ADONUST MUSEUM tel. 03-5428-2458
渋谷区鶯谷町4−1 B1F
スタイリスト／Stylist JOE(JOETOKYO)
ヘアメイク／山本絵里子
撮影／日下部真紀
取材・文／ヒオカ
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