モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。
『蝶の粉』『けだま』という2冊の随筆集も発表し、読書も大好きなモデルはまじ。今回は〔ミモレ編集室〕の読書部メンバーと一緒に読書会を開催しました。課題作品は小川洋子さんの『最果てアーケード』です。
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モデルはまじが愛する“小川洋子”作品。読書部メンバーはどう読んだ?
今回の読書会に参加した〔ミモレ編集室メンバー〕はこの7人!
Shoko:〔ミモレ編集室〕以外でも読書会に参加することもあるほどの読書好き。
ayumin:読書だけでなく、観劇やアートや映画鑑賞などカルチャー全般が好き。はまじがデビュー当時からのファン。
Sumi:ミモレではイラストレーターとしても活躍。アートに造詣が深く、本も感想も映像を想起させるものが多い。
shoko:はまじと同じ北海道出身。読書は基本的にKindleだが、紙で手元に置いておきたいと思った本は、Kindleと紙のダブルで所有する派。
Hiroe:仕事はほどほどに、大好きな「読書」と「クラシックバレエ」楽しむのが人生のモットー。
Emi:1人が好き、人といるのも好き、旅が好きなスナフキンタイプ。お風呂で本を読む時間が至福のとき。
とこママ:読書もファッションもお酒も同じように愛し、イベントなどには積極的に参加するアクティブ派。
―――今回の読書会に参加してくれたのは〔ミモレ編集室〕読書部メンバーのうち、shokoさん、ayuminさん、Hiroeさん、Shokoさん、Emiさん、とこママさん、Sumiさんの7人。本好きメンバーが揃っているということもあり、最初の話題は、はまじの読書歴について。
はまじ:子どもの頃から本は読んでいましたが、生粋の読書好きというわけではなくて、暇だったら読もうかな、くらい。『ムーミン谷』シリーズや江戸川乱歩の明智小五郎シリーズとか読んでましたね。
読書がライフスタイルの一部になったのは大人になってから。『世界ふしぎ・発見!』のミステリーハンターで海外ロケが増えてからです。当時はやっとガラケーになったくらいの時期だったから、ロケ先までの長時間移動のお供が本だったんです。そのときはミステリーも恋愛小説もジャンル問わずに読んでいました。
当時は自分がどんなジャンルや作家が好きかとかもわかっていなかったのですが、いろいろ読んでいくうちに、私はいわゆる“純文学”と呼ばれるジャンル、中でも小川洋子さんと村上春樹さんが大好きだとわかってきました。
育児でなかなか読書の時間を取れない時期もありましたが、最近は子どもも大きくなってきて読書タイムも復活。寝る前の時間や子どもの習い事の待ち時間によく読んでいます。
今回の読書会の課題作品、私の好きな小川洋子さんにしたんですが、皆さんは小川さんの作品よく読まれますか?
shoko:今回の読書会で、初めて小川さんの作品を読みました。お名前は『博士の愛した数式』が話題になったときから知ってはいたんですが、数学に苦手意識があったので、“数式”という単語に怯んでしまって読まなかったんです。その後もなぜだか二の足を踏んじゃって。でも、今回『最果てアーケード』を読んだら……、かなり好きなタイプでした。
はまじ:どんなところが好きでした?
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