どんな時も家族で一緒に
元々キャサリン妃は、“いつでもどこでも家族一緒”という家庭にお育ちになりましたが、かたやウィリアム皇太子は、ご存じのとおりご両親の離婚に加え愛する母を亡くし、父や祖父母との生活。その祖父母は言うまでもなく女王夫妻であったため、最優先事項は常に“公務”でした。
それは、若くして即位をされた女王にとっては長男チャールズ皇太子に対しても同じで、仕事ファースト。母の愛に飢えていたと言われながらも、その血を受け継ぐように、チャールズ国王もガンの治療をしながらワーカホリックと言われているほどです。
そんな中で、次世代の皇太子ご夫妻、ウィリアム皇太子&キャサリン妃は、家族を最優先されてきました。出産に立ち会い、育休をとり、子供の送り迎えなど日頃から子育てにも参加。お子様たちの学校のスケジュールに合わせて公務や休暇を考えられているほど。
そんなご一家に初めて襲ったのが、母キャサリン妃の病気という試練。ご病気発覚当初こそ、子供たちの理解を得るのに時間がかかったと話されていたキャサリン妃でしたが、今この動画から感じられるのは、強い家族の絆ばかり。常に5人で支え合いながら、良い時もそうでなかった時も乗り越えてこられたことを思うと胸が熱くなる想いです。
自然の中で過ごす家族時間
この動画を撮影したのは、Will Warr氏。2年前、初めて公開されたご一家のプライベート動画を撮影したのもこの方と、いわば皇太子一家のお気に入りフィルムクリエーター。だからこそ撮れたナチュラルで真のご家族の姿が映っています。
ネット社会の今だからこそ尚更、アウトドアで過ごす大切さを訴えていらっしゃるキャサリン妃とウィリアム皇太子ゆえに、自然の中でのナチュラルな映像がお得意なWarr氏を選ばれたことも納得です。が、それにしても驚くほどの、ご一家の自然なご様子。
ブランコに木登り、海岸で遊んだり、トランプをしたり、娘の頭についた毛虫を取る父など普段通りと思しき生活が垣間見えると同時に、撮影していることがわかっても、レンズに向かって「ハロー!」と覗き込むシャーロット王女とルイ王子の天真爛漫さに、むしろ感動を覚えた次第。
またご夫妻も、お子様同様にどこでも寝転がれることにビックリ。むしろヤラセの方がここまで出来ないかも? と思うレベルで、どこを撮っても構わない、という皇太子夫妻の自信と覚悟がうかがえる気がしました。
ご一家にとってシンプルで大切なこととは、家族がいてこのような時間が過ごせること。それを改めて感謝できたからこその皆様の笑顔に、幸せを頂きました。
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