オリエンタル占星術、西洋占星術、そして十干十二支(じっかんじゅうにし)を駆使して未来を占う、占い師の水晶玉子さん。2020年から始まった「風の時代」も4年が経ちましたが、水晶さんは以前から、「新しい時代のヘアピンカーブを曲がり切るのは2026年」と伝えていました。いよいよ、そのカーブの先が見えたとき、私たちはどうすればいいのでしょうか? 2025年から実践できるラッキーアクションも踏まえながら、「風の時代」の本格期について話をお聞きします!

2025年のラッキーアクションは「専門性」を持つこと


——前回のインタビューで水晶さんは、2025年は「しなやかさと柔軟さを大切に」と教えてくださっています。さらに、2025年の“ラッキーアクション”などはありますか?

水晶玉子さん(以下、水晶):2025年のラッキーアクションは「学び」、さらには「専門性」を見つけることです。好奇心の赴くままになんでも手を出してみて、そこから自分の好きなこと、得意なことを見つけ出してほしいと思います。一度だけでも、三日坊主でもかまいません。なぜなら、2025年に影響力が強くなる双子座は学びの星座なので、「一度でもやったことがある」経験が後々活きてくる、という意味合いを持つからです。

2026年「風の時代」の本格期には混乱も。変化のヘアピンカーブを曲がった先に、私たちを待ち受けているもの【水晶玉子】_img0
 

たとえ始めたことが続かなくても、ネガティブに捉えないこと。逆に、一度でもやってみてわかったこと、感じたこと、失敗してわかったことを大切にすると、未来の自分にとって大きな糧になりますから、臆せずにどんどんチャレンジしてみてくださいね。

“日本人の知恵”が再考される


——2020年に「風の時代」に突入したと言われますが、水晶さんは今、世の中の変化をどんなふうに見ていますか?

水晶:時代が変わる、大きなヘアピンカーブに差し掛かったのが2023年だとすると、2024〜2025年はそのカーブの終盤に位置しています。なぜなら、「トランスサタニアン」といわれる、動きの遅い天王星、海王星、冥王星の3つの星が、2024〜2025年にそれぞれ新しい星座へと移動していくことになるからです。

冥王星は2024年11月に水瓶座へ。2025年には海王星は牡羊座へ。そして天王星は双子座へと移動します。さらに土星も牡羊座へと入ります。全てではありませんが、このように大きな星々が次々と「風の星座」と「火の星座」へと動いていくため、これまで約200年続いた「土の時代」の影響が少しずつ薄れていき、世の中もいよいよ変化を極めるでしょう。

ただし、物質的な豊かさ、土地、資産、伝統などを重視してきた「土の時代」に培ってきたものの中でも、残るべきものはしっかり残っていくはず。そこに科学技術がさらに投入されて、私たちの暮らしに欠かせない農業や酪農は、テクノロジーの導入が進み、より効率的で環境にやさしい仕組みを目指すような流れが生まれたり。それと同時に、“日本人の知恵”のようなもの……たとえばですが、「やっぱり“ぬか漬け”ってすごいよね」とか、そうした生活の工夫が見直されたりもしそうです。