平成、令和と働く女性が増えたり、コロナ禍以降で在宅勤務になったりとライフスタイルが変わっています。また新しい食材が登場したり、調味料の種類が増えたりで、時勢に合わせて家庭料理も大きく進化しています。
中でもいまや一家に一台が当たり前となった電子レンジを使った料理。さらにイタリアンから始まり、エスニック、韓国料理など、料理のバリエーションで食卓がグッと変わっています。かんたんでおいしいのは当たり前! いまどきの家庭料理を『お料理家計簿75年進化のレシピ 残したい味・作り続けたい味』からご紹介します。
・まいたけシュウマイ
世界の料理・鶏肉入りラタトゥイユ
・えびのタイ風香菜炒め
・桜えび入り天津飯
【この記事のレシピの決まり】※大さじ=15ml、小さじ=5ml。
電子レンジは特にことわりのない場合、600Wを使用しています。
うまみがギュッと詰まった電子レンジ料理
電子レンジが『お料理家計簿』に登場したのは1990年代後半。料理のあたためが主だったのが、いまでは煮物、蒸し物、炒め物風と、機能も使い方もさまざま。読者からの人気も高かった料理を紹介します。
レンジ鶏チャーシュー
本格的なのにレンジで超簡単! 読者アンケートでの人気が高かった一品です。
材料(3人分)
鶏もも肉……1枚
A
|塩、こしょう……各少々
B
|オイスターソース、みりん……各大さじ2
|しょうゆ……大さじ1
青梗菜……1株
作り方
① 鶏肉は横長におき、浅く切り目を入れて厚みを平らにならし、Aをふる。手前からきつく巻いて巻き終わりをようじで数ヵ所とめる。
② 耐熱皿にBを入れてよく混ぜ、①を入れて全体にからめる。ふんわりラップをかけ、電子レンジで10分加熱し、そのまま冷ます。
③ 青梗菜は縦半分に切って熱湯でゆで、さらに二つ~三つ割りにする。
④ ②を食べやすく切り、③とともに器に盛る。
(料理製作/井原裕子)
Comment