前回は、時間をつぶすために入ったH&Mで買ったターバンについて書かせていただきました。が、実は、その時、もう一つ購入したものがあったのです。それは、細かいプリーツ加工が施されたチュールのティアード・スカート!
今回は、ピンクとの付き合い方のお話。
身長174cmで、一見クールだと思われがちなため、ピンクを着ても他人様から見て、激甘な印象に転びづらいと感じているからでしょうか。実は、私、こっそりピンク好きで(似合うかどうかは別にして苦笑)、あまり苦手意識がありません。逆にイメージのギャップを引き起こしてくれるので、取り入れるだけで「ハズシ」になってくれ、便利な色だなとすら思っています。とりわけ黄みがかったサーモンピンクやグレイッシュなベイビーピンク、はたまたポップなショッキングピンクのアイテムを密やかに所有しています。
そして、この春、おしゃれトレンドはピンク旋風が吹き荒れることが予想されます。せっかくなので「この春は、新たなるピンクを投入しようかな」と漠然と思っていたところに、このピンクの天使(!?)は舞い降りてきました。ブルゾンちえみよろしく「探さない! 待つの!」なスタンスが功を奏したもようです。
少し話は逸れます。こんなお得な買い物にウハウハしている私ですが、SPAブランドを利用する際に留意しているポイントがあります。
□おばあちゃんになっても着られるか→本当に着るかどうかというより、長い間、愛し続けられるアイテムかどうかを見極めるため
□もし値段が2倍(場合によっては3倍)であっても購入するか→「安いから」という言い訳で買い物をしないため
ということです。購入した時のテンションが最高潮で、その後、数回しか袖を通さずにタンスの肥やしにしてしまうという事態を未然に防げる気がしているからです。この法則はレートが良い時の海外での買い物、ヴィンテージショップ、セール、アウトレットなど、どうしたって浮き足だってしまいがちな買い物すべてに適用しています。
そして、この2つの条件を軽々とクリアし、こちらのスカートは晴れて私のクローゼットの仲間入りを果たしました。これからの人生、春・夏に、そして旅先で、パーティで、活躍してくれることでしょう。
ピンクを身につけるだけで、ちやほやされたり、きれいになったり、悪魔したくなったりはしないと思いますが、心のビタミンにはなる気がしています。ご多分に漏れず、私にとっても、ピンクは『う・ふ・ふ・ふ』と気持ちを高揚させてくれる魔法の色なのでした。
CREDIT :
スカート/H&M
コート/3,1フィリップリム この日と同じ
ニット/MM6 この日と同じ
靴/ZARA この日と同じ
バッグ/本屋で購入 この日と同じ
大森葉子
主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。