このまま桜が咲いてしまうんじゃないかと思うほど暖かかったり、ファーやダウンのアウターを着ないと凍えてしまうほど朝晩が冷え込んだり……この時期のアウター選びは本当に難しいですよね?
今回は、3月のアウター問題のお話。
なぜでしょう? 1、2月と気温は同じであっても、3月も中旬を過ぎると、なぜか冬物のアウターに袖を通すのは「何だか違う」……と思ってしまいます(あくまでも東京のお話です)。「気温は冬なのに、空気は春」というこの時期、「ファッションは我慢すること」という意見も聞こえてきますが、寒さを我慢しても何もいいことはありません(あくまでも私の意見です)。
そんな日に重宝しているのが、こちらのモッズコート。キルティングのライナーもついており、しっかり温かい。なのに、ファーをオフすれば見た目印象が冬→春へとスウィッチできるんです(さらに、4~6月にはライナーもオフして一重で着ると、軽やかな羽織ものへと早変わり)。
寒い日もあるけれど、植物の芽吹きを感じ、時に差し込む暖かな日差しに、なんだか気持ちが自ずとワクワクしてくる3月。「ただファーをはずす」だけではありますが、こんな小さなアイデアで、装いを春仕様に徐々にシフトさせていき、これからの花冷えする時期を乗り切りたいと思います。
余談ですが……『明日、春が来たら』の作詞は、坂元裕二さん。そう、TVドラマ『カルテット』の脚本家! 来週火曜日の最終回、松さん演じる真紀(と、あえて呼びましょう)は、あの4人は、一体どうなってしまうのでしょうか?
CREDIT :
コート/green この日と同じ
ニット/ユニクロ
デニム/MM6 この日と同じ
ピアス/H&M この日と同じ
靴/コンバース この日と同じ
バッグ/本屋で購入 この日と同じ
大森葉子
主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。