先日、子供ができてから初めて、出張に行ってきました。それも海外、ニューヨーク。主な目的はミモレの連載でもおなじみ、米倉涼子さんが立つ舞台『シカゴ』の取材です。
前回、ニューヨークに来たのも、『シカゴ』の取材のため。その時は日本人の女優が初めてブロードウェイで主演を務める、ということで大きな話題になりました。
今回は3度目の舞台。お稽古なども取材させて頂いたので、どんな“米倉ロキシー”になっているのか、初回の時とどう変わっているのか、とても楽しみでした。
詳しくはミモレでまた記事を公開予定ですが、舞台は本当に圧倒されっぱなし。
7年前の初日は米倉さんの緊張感をひしひしと感じたのですが、今回は自信に溢れ堂々たるもの。米倉さんにしか演じられないチャーミングでセクシーでずるいのに憎めない、自分の欲望に正直なロキシーがいました。
「チャレンジングなことでも、好きなこと、やりたいことは強い信念があれば必ず叶う」。
それをまさに体現したのが米倉さん。もちろん、その裏側には日々の努力とお稽古の積み重ね、体のメンテナンスがあってこそ……。
ブロードウェイの舞台で活躍するキャストの中、人種は関係なく歌って踊って、演技をする姿に、日本人として「ここまでできるんだ」と素直に感動しました。
日本人として刺激を受ける、ということでいうと、街中にその機会がたくさんあったのが前回とは違ったこと。
まずはニューヨークの最新観光スポットでもあるハドソンヤード。このエリアにある高級ショッピングモール内には、デパートのニーマン・マーカス、ZARA、H&Mに並んでユニクロや無印良品の大きな店舗が。
他にもいろいろありました。
ニューヨークという世界中から人が集まり、新しいものやことが日々生まれる刺激的な場所。
そこで日本の文化や人が、7年前よりも自然な形でなじみ、受け入れられていることに日本人としてとても誇らしく思い、同時に日本のことを客観的に見て感じることができた滞在でした。
久しぶりに一人での海外、日常とは離れた環境で刺激を受けた3泊5日。忙しさに追われる日常の中でも、「7年前の自分より成長できている!」と自分に自信を持てるよう、日々過ごしたいと思えた良いタイミングでした。
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