漫画にエッセイ、近年は小説もと、さまざまな分野で活躍中のイラストレーター・益田ミリさん。“ほっこり”や“ゆるふわ”などと評されることの多い益田さんの作品ですが、油断していると、女性たちの心の奥を代弁するようなひと言に「あ、これ、自分のことだ……」なんて思わさせる場面も。
決してやさしいだけでなく、読むうちに、モヤモヤしていた心や頭がすっきり整頓されていく。そして読んだ後は、何となく明日も頑張れそうな気持ちにさせてくれる……。そんな作風のファンという方は、ミモレ読者のなかにもきっと多いのではないでしょうか。
そんな益田さんの最新刊が発売に。2016年に刊行されたコミックエッセイ『お茶の時間』の文庫版が刊行されました。
用事の後にふらっと立ち寄ったカフェで、何か月も前に予約したホテルのデザートバイキングで、そして仕事の打ち合わせでも……。益田さんの日常の“お茶の時間”から生まれた、共感間違いなしのショートストーリー全26編。ほっと一息入れたい時はもちろん、心のモヤモヤをすっきりさせたい時にもぴったりの一冊です。
そして今回は、文庫版発売記念! 毎日1話ずつ、5日連続で無料公開していきます。家事の合間や一日の終わりに、ほっこり、やさしい気持ちになってくださいね。
記念すべき1話目は、『宝塚のあとで』。宝塚の舞台を鑑賞後、近くのカフェに入ったミリさん。そのすぐ後、同じく宝塚帰りと思われるご高齢のご婦人グループがやってきて……。
一話無料公開をぜひチェック!
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いかがでしたか? 明日もぜひお楽しみに!
無料公開2話目『空想カフェ』はこちらから>>
無料公開3話目『家族の会話』はこちらから>>
無料公開4話目『隅田川の上で』はこちらから>>
無料公開5話目『いちごの季節』はこちらから>>
益田ミリ
イラストレーター。1969年、大阪府生まれ。漫画に『すーちゃん』『沢村さん家のこんな毎日』『泣き虫チエ子さん』『僕の姉ちゃん』『こはる日記』『マリコ、うまくいくよ』ほか。エッセイに『しあわせしりとり』『永遠のおでかけ』『痛い靴のはき方』、小説に『五年前の忘れ物』『一度だけ』『アンナの土星』など著書多数。
『お茶の時間』
著者 益田ミリ 540円 講談社
ふらり立ち寄ったカフェで出会った、若いカップルの初々しいやりとり、パソコンで黙々と仕事をする男性の姿、女性グループのよくある会話……。そんなどこにでもある風景から、自分について考えてみる。大人気イラストレーターの、ゆるふわ楽しい人生エッセイ・マンガ。文庫特別書き下ろしマンガも巻末収録。
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