女性同士の関係性が描かれた作品で好きなタイトルや、他にも夢中になっているタイトルについてもお伺いしました!

 

「海外ドラマの『ビッグバン・セオリー』(amazonで放映中。IQはエベレスト級、物理学者4人の青年が繰り広げる爆笑必至のアメコミ)『グレイス&フランキー』(Netfrixで放映中。夫同士が長年にわたるゲイカップルだった2人の女性の物語)などシリーズで追っているタイトルの新作を楽しみにしています。あと年に一度のエミー賞やアカデミー賞を見るのが好きなミーハーなのでアカデミー賞を見るためだけにWOWOWに加入しています。最近観た映画では『ワンス・アポン・ア・イン・ハリウッド』が心にヒットしすぎて映画館に何度も足を運んでしまいました。漫画ではいま入江喜和先生の『ゆりあ先生の赤い糸』を楽しみに読んでいます」と志村さん。ぜひこちらも♪

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Profile 志村貴子
1973年生まれ。漫画家。1997年、『ぼくは、おんなのこ』でデビュー。2009年に代表作『青い花』、2011年に『放浪息子』がテレビアニメ化。2015年、『淡島百景』が第19回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞。現在、講談社「kiss」にて『おとなになっても』を連載中。他著作に『さよなら、おとこのこ』 『ビューティフル・エブリデイ』『こいいじ』 『どうにかなる日々』など。

 

『おとなになっても(1) (KC KISS)』

著者 志村貴子 講談社

小学校の先生をしている綾乃は、久しぶりに立ち寄った行きつけのバーで、朱里に声をかけられる。二人は初対面ながら意気投合し、そのまま朱里の部屋へ。キスをしてまた会うことを約束する。しかし数日後、朱里のバーに現れた綾乃は「夫」を連れてきて……!? 初めての気持ちに戸惑う綾乃と、そんな綾乃に振り回されながらも惹かれる心を止められない朱里。30代半ばになってもまだ全然おとなじゃない。胸騒ぎが止まらない、少しビターな大人百合、開幕!

文/藤本容子 
 
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