いよいよ、カットしていきます!

きれいな束になるようにスパンとカット

髪全体でおおよそ12の束ができたところで、カットに。「束ねたゴムの1㎝程度上の部分をパツンと切っていきます。ヘアドネーションならではの切り方ですよね」(shucoさん)「私の髪がだれかのお役に立つならと祈るような気持ちです」(安田さん)

 

カットの様子をコマ送りでご覧ください!
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軽やかなセミロングに大変身!

 

肩に触れる程度のレングスにしたロブスタイルに変身! 顔まわりと長めに残した前髪に少しだけレイヤーを入れて動きを出したほかは、直線的なニュアンスを残してバランスを。アレンジしやすいレングスなのもポイント。

SIDE
BACK


ひとつ結びのアップアレンジも可能!

 

髪をひとまとめにしただけなのに、ゆるんとフェミニンなシニヨン風アレンジも楽々。まず耳の高さで髪をまとめてゴムで留めたら、ゴムのちょい上をつまんでトップのボリュームをアップ。ゴムを隠すように毛束を巻きつけてピンで固定して完成。「最近はスーパーロングだったので結んだ時のバランスも正直、難しかったんです。こんなふわっとしたアレンジ、憧れてました!」(安田さん)


カットしてみて……


安田佑子さん
「カットしたら、気持ちまで軽くなりました! ドネーションについても、最初の一束めがカットされた瞬間『切って良かったな』と。30㎝以上カットしても、そこまで短い印象にはならなかったのは意外でした。むしろ、自分の可能性が一気に広がったような『無敵の気分』を味わっています」

shucoさん
「ドネーションカットは、こちらにも喜びをもたらしてくれるので本当にやりがいがあるんです。実は、一度ドネーションを経験した人は数年かけて髪を伸ばして2回、3回と繰り返す人もいるんですよ! この機会に、ヘアドネーションの活動がもっと広がってくれることを願っています」


次回は、「ヘアドネーションをしたいと思ったら」やり方や注意すべき点をご紹介します。

安田佑子さん

フリーアナウンサーとしてラジオ出演、各種イベントでのMCなどで引っ張りだこ。作詞家、ライターという一面もあり。Instagram⇒@yasudayuko_official

shucoさん

ヘアスタイリスト。パリで活躍の後、現在は東京をベースに雑誌や広告、コレクションなどでクリエイティブな作品を多く手がける。Instagram⇒@shucohair

撮影/中田陽子
 ヘア/shuco
取材・文/丸岡彩子
 構成/川端里恵(編集部)

「細い髪でも大人のロングヘアを諦めない!カット&スタイリング術」はこちら>>

 
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