“今、もっともチケットが取れない講談師”神田松之丞が、 初の絵本監修に挑戦


“百年に一度の天才”
“今、もっともチケットがとれない講談師”
として熱い注目を集める気鋭の講談師・神田松之丞さんが、初の絵本監修に挑戦しました。
11月下旬に講談社創業110周年記念企画「講談えほん 全6巻」として刊行開始予定で、12月1日には、神田さん出演の刊行記念イベントを、その社名の由来が講談である「講談社」で開催します。

テレビ・ラジオ・雑誌でも、破竹の勢いで活躍中の神田松之丞さんの高座を体験する貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてください。
(※イベント詳細とチケット情報は、記事の最後で!)

 

そもそも、「講談」ってなに?


「講談」とは、高座に置かれた釈台(しゃくだい)の前に座った講談師が、張り扇(はりおうぎ)を叩いて、調子を取りつつ読み上げる芸能です。

 
「講談とは、古くからの日本の伝統芸能です。講談師が、実在の人物や史実とされている事象を、脚色を交えて聴く人を楽しませつつ、一人語りで読んでいきます。日本の歴史の物語を次世代につなぐために、とても大事で、いま注目されている芸能です。
このたび次世代に伝えたい講談のお話を、子どもたちに残すために絵本の監修をつとめました。この絵本を通じて、一人でも多くの子どもたちに講談を知ってもらえることを願っています。」(神田松之丞さん)

神田さんが監修をつとめる「講談えほん」シリーズは、全6巻。
第1弾として、『宮本武蔵―山田真龍軒』『大岡越前―しばられ地蔵』『西行―鼓ヶ滝』の3作品が、11月下旬に同時発売されます。

『宮本武蔵―山田真龍軒』 剣豪・武蔵と、鎖鎌の名手・山田真龍軒によって繰り広げられる決闘を、迫力いっぱいにえがく
『大岡越前―しばられ地蔵』 無実の罪を着せられた荷担ぎの弥五郎を、越前守が見事なお裁きで救う、痛快ストーリー
『西行―鼓ヶ滝』 和歌の名人として知られる僧侶・西行が若かりし頃の、歌行脚にまつわる講談


刊行記念イベント開催!


12月1日には、神田さん出演の刊行記念イベントが開催!
絵本の読み聞かせやワークショップつきの第1部(こども向け)と、夕方から開催する大人のための第2部(一般向け)があり、講談ファンも、講談をはじめて体験する方も楽しめる内容となっています。

講談入門にぴったりの「講談えほん」シリーズと、神田さん出演の刊行記念イベントで、講談の魅力を存分に味わってみてください。

講談社創業110周年記念企画「講談えほん」シリーズ刊行記念
「講談えほん」の会

チケット販売開始 10月27日(日) 午前10時~
<チケットぴあ>
開催日:12月1日(日)
場 所:講談社 講堂(東京メトロ有楽町線 護国寺駅下車)

第1部「親子で講談」の会(こども向け)13:30開場 14:00開演
親子チケット:前売2500円(当日3000円)
(当日ご来場の方にはチケット1枚につき1冊、講談えほん『西行―鼓ヶ滝』をお渡しします)
出演者:神田松之丞、全国訪問おはなし隊

第2部「えほんの講談」の会(一般向け)16:30開場 17:00開演
チケット(全席指定):前売3800円(当日4300円)
(当日ご来場の方にはチケット1枚につき1冊、講談えほん『宮本武蔵―山田真龍軒』をお渡しします)
出演者:神田松之丞、神田阿久鯉、石崎洋司

▼チケットぴあ▼
(10月27日(日) 午前10時~ 販売開始)

参加条件などの注意点がございます。
詳しくは、
講談社「絵本通信」をご覧ください。

絵本のイラストはこちら
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▼特別動画公開中▼

神田松之丞(かんだまつのじょう)

日本講談協会、落語芸術協会所属。2007年11月、講談師・三代目神田松鯉に入門。2012年6月、二ツ目昇進。若くして、寛永宮本武蔵伝、慶安太平記、村井長庵、天保水滸伝、天明白浪伝、畔倉重四郎などの「連続物」や、「端物」と言われる数々の読み物を継承している。TBSラジオではレギュラー番組「神田松之丞 問わず語りの松之丞」を持つ。DVDに「新世紀講談大全 神田松之丞」、CDに「松之丞 講談 -シブラク名演集-」、「松之丞ひとり~名演集~」。著作「絶滅危惧職、講談師を生きる!」(聞き手:杉江松恋/新潮社)、「神田松之丞 講談入門」(河出書房新社)。ムック『Pen+完全保存版 1冊まるごと、神田松之丞』(CCCメディアハウス)。2020年2月11日、真打昇進と同時に六代目 神田伯山を襲名。

構成/北澤智子