豚のニンニク生姜鍋

鍋に水を張り、ニンニク(皮をむいて丸のまま)と薄切り生姜を入れて、弱火で15分煮出す。塩、鶏ガラスープの素を好量加え、人参やほうれん草、春菊、豆腐など冷蔵庫にあるものを煮る。豚ロース薄切りに 片栗粉をまぶしつけてから加える。薬味にレモンをたっぷり搾る。スープがおいしい。

 

豆乳ごまの豚スタミナ鍋

鍋に水と豆乳を1:1で温め、市販のごまだれ、おろしニンニク、塩、鶏ガラスープの素少々で調える。具は豚ロース薄切り、しめじ、えのき、ほうれん草。豚に火が通ったら、すり鉢であたったごまをたっぷりと、香菜を加えて蓋をする。ひと煮立ちしたら仕上げに黒胡椒を挽いて完成。

 

牡蠣の大人っぽい鍋

小鍋に昆布を敷き、酒を振って、斜め薄切りにしたねぎを敷き詰める。手で崩した豆腐、牡蠣の順にさらに敷き詰め、弱火でことこと火を通すだけ。豆腐は水切りもちゃんとはしていなくて、水分が出るままにさせておく。ポン酢で食べる。


寿木けい
2010年からTwitterで「きょうの140字ごはん」を発信。フォロワーは現在11万人以上。早稲田大学を卒業後、出版社に勤務。会社員として働きながら、暮らしや女性の生き方に関する連載をもつ。著書に『わたしのごちそう365 レシピとよぶほどでもない』(セブン&アイ出版)がある。東京で夫とふたりの子供と暮らす。富山県出身。

 

 

『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』
寿木けい著 1400円(税別) 小学館
 

【おいしくて持続可能で、体に優しくて、食べ飽きない、いつもの家ごはん】
Twitterで大人気のアカウント「きょうの140字ごはん」(@140words_recipe) が待望の書籍化。
二人の子をもつワーキングマザーの著者による、今夜の献立に迷わないための、シンプルな「家ごはん」のレシピ集。
「野菜のほったらかし焼き」「名もなき20秒卵」など、帰宅してから30分で完成する「きほんの10レシピ」を軸に、そのアレンジや季節のごはん、週末に楽しむ麺料理、お酒のあてなど、全200を超えるレシピを紹介しています。

構成協力/鹿志村杏子

・第1回「Twitterのフォロワー11万人が歓喜した「名もなき20秒卵」のレシピ」はこちら>>
・第2回「煮魚より簡単でおいしい「焼き魚のさっと煮」のレシピ」はこちら>>
・第3回「出汁いらずで旨みとコクがたっぷり!「赤と白のスープ」のレシピ」はこちら>>
・第4回「人気料理ツイッタラーが教える、作り置きじゃない「ちょい仕込み」」はこちら>>

 
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