初めてのひとり旅にニューヨークを選んだのは、朝から晩までひとりでも飽きないから


ひとり旅をしたいと思い立ったときに、行き先を選ぶ基準として決めていたのは「それなりに忙しく過ごせる場所」にすること。子連れでの旅を成功させるには、子どものペースに合わせるのが基本で、予定を詰め込まず、ビーチリゾートでとにかくのんびり過ごすのがいいと強く思っており、拙著の子連れ旅行ガイドでもそんな提案をしています。もちろん、ひとり旅でものんびり過ごすことは、ママにとって最高の贅沢。でも、せっかくだから、子連れではなかなか行けないところ、そしてあれもこれもと欲張りに楽しめるところにしたかったのです。そこで選んだのがニューヨークというわけ。しかも、ニューヨーク在住の友人に聞けば、マンハッタンの治安はとてもよく、女性がひとりで出歩いても大丈夫と聞いたことも、後押しになりました。そんなこんなで約13年ぶりのニューヨーク行きが決定しました。

トップ・オブ・ザ・ロックにて撮影
 


3連休を活用することで周りへの負担少なく3泊5日ニューヨークが実現


ママのひとり旅は、日程計画にも頭を悩ませます。ふだんの平日は、私が子どもを学校に送り出し、子どもを習い事へ送迎、学童へのお迎えもしています。だから、日本で留守番をする家族になるべく負担をかけないように…という問題をクリアしなければなりません。そこで、3連休を活用することにしました。私が決めたのは、木曜に子どもを学校へ送り出してから夜に日本を発ち、祝日の月曜日に帰国するという3泊5日間のスケジュール。そうすれば、木曜日の夜と金曜日さえどうにかなればよいと気づいたんです。おかげで、日程問題もクリア! ひとり旅がついに実現することとなったのです。

タイムズスクエアにて撮影


充実のニューヨーク滞在。どんなふうに過ごしたか、ダイジェストで紹介


あっという間の3泊でしたが、大充実だったニューヨークひとり旅。搭乗した飛行機から泊まったホテル、行った場所までピックアップして紹介したいと思います。

 

まず日本からニューヨーク、ジョン・F・ケネディ空港までの飛行機は日本航空を選びました。私が海外に行くときのほとんどを日本航空便にしているくらいJALびいきなのですが、その理由は、サービスもいいし、シートも広いし、信頼感があるから。いざというときに日本語が通じるというのも安心感があります。国際線は有料ですが機内Wi-Fiもあるから、機内で仕事やSNSもできます。

 
 

ホテルは、今年2019年にタイムズスクエアの中心地にオープンしたばかりの「ザ・タイムズスクエア・エディション」に。客室から眼下を見下ろすと、タイムズスクエアがありニューヨークにいる感をとことん味わえます。このホテル「エディション」は、2020年に虎ノ門、2021年に銀座でもオープンするとあって、とても注目しているホテルです。