12月に入って、東京もようやく冬らしい気温になりましたね。ファッション関係の方とお会いすると「寒くならないと、冬物が売れなくて困ります」という話題になっていた今年でしたが、寒くなったらなったで「寒い、寒い、寒い……」と騒ぐ私たち(笑)。そんなことをここ数年繰り返している気がします。

さて、9月のリーバイスのイベント用にと買ったデニムのジャンプスーツ

 

“ココぞという日”の休日のお出かけに活躍していたのですが、一枚で着るには寒くなってきました。暑いと暑いし、寒いと寒い……心地よく着られる季節の短い、なんと贅沢なアイテムだろう、と思っていたのです。

 

いやいや、上からコートを着ればいいじゃない、と。
なぜ、気がつかなったのだ!

上がGジャンのようになっているので、アウター感覚で着るものと思い込んでいたけれど、普通サイズの(オーバーシルエットじゃない)トレンチコートを羽織れました。前を閉じても着られます。

もっと寒くなったら、流行りのボアコートとか(持ってないけど)、オーバーチェスターとか(持ってないけど)、着たらいいじゃないかしら!

まあ、別に流行りの新しいコートを買わなくても、コートの中にGジャンの衿を立てるって、格好よくてあったかくていいかも〜と思った次第です。上にダウンベストを着てもいいかもしれません。

中にはタートルネックの薄手のニットを着てみました。カシミア混なら薄くても真冬もいけそうです。

デニムの下は太ももまであるシルク混のあったかパンツをはいています。

デニムって冬は寒いなと思うようになったのは、ここ数年のことです。ちょっとだけ自分の年齢を感じました。35歳くらいまでは「デニムの下になにかはく」という感覚がよくわからないと思っていましたから。

ところで皆さんは、デニムを何回くらいはいたら洗濯しますか? このジャンプスーツみたいなリジットデニム(ノンウォッシュ)のタイプは、“育てるデニム”なんて言って、ヒゲ(足の付け根あたりに横に入る落ち感)を育てて楽しむ、なんていいますが……。

私は、下半身に触れるものを何日も洗わずにはくというのが感覚的にちょっと無理で、わりとまめに洗いたいタイプなんです。何度かはくと膝が出てきたり、腰回りが緩んでパカパカしてきちゃいますしね。デニムはだいたい3回くらいはいたら、デニム専用の洗剤で洗います。

デニム類の洗濯は、THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス) デニムウォッシュを愛用しています。ちょっと贅沢だけど、買ったばかりのデニムやそのほかの洗濯物をダメにしちゃうよりは……と思って奮発しています。ほとんど色落ちもしないし、色移りもしません。少しだけ柔らかな仕上がりになり、リジットデニムのバリバリした硬さも軽減されます。
何回かはいたデニムをためておいて、まとめて休みの日に洗濯機にかけ(おしゃれ着モードにて)、室内干しか浴室乾燥機でゆっくり乾かします。デニム屋みたいだなあ〜と乾いていくデニムたちを眺めるのも好きなんです。

またちょっとキシキシっとした洗いたてのデニムに脚を入れる瞬間も、ウキウキしますね。ジャンプスーツも無事、縮むことなく洗い上がり、少しまた柔らかく馴染んできました。次に着る日が楽しみです。

ジャンプスーツ#リーバイス
ニット#エイトン
リュック#BPQC

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