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一般家庭でもできる、秋篠宮家が育児で大切にされてきたこと【天皇家のプリンセス教育】

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子どもの話に、時間をかけて耳を傾けることが大切

佳子さま、「日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念」の展覧会へ。写真/JMPA/主婦と生活社

眞子さまは、学習院女子高等科から国際基督教大学に進学されました。姉の後を追うように、佳子さまも同じ大学に進まれました。
進路を決めるのは、子どもたちにとっては大きな問題です。生まれて初めて自分で選択しなければならない「人生の岐路」に直面するのです。

 

ご成年にあたっての記者会見で、眞子さまはこのように振り返っています。
「家族全員がそろうことは食事の時が一番多いのですが、重要な事柄を決めようとしているとき、アドバイスをもらいたいとき等は両親に尋ねることが多いと思います。
例えば今まで大学を決める際、留学先を決める際にも、まず自分で考え、その考えを両親に報告し、意見を聞いたうえで判断しておりました。大切だと思うことはコメントする一方で、私の考えを最大限尊重してくれていることに感謝しております」

秋篠宮さまと紀子さまは、子どもたちとの会話をとても大切にされています。できるだけいろいろな話を聞く機会を増やそうとしている中で、子どもたちが成長し、学校の用事も増えてくると、家族がそろうチャンスはどうしても夜になってしまいます。

そんなとき、紀子さまは、
「(子どもたちが)話しかけてくることを、できるだけ時間をかけて聞く」
ように心がけているそうです。
親は子どもについつい根掘り葉掘り尋ねてしまいがちです。そこをぐっとこらえて、まず子どもが話したい気持ちを大事にしてあげるようにされていたのです。


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

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