先週のローズピンクに続き、今週は「赤」。「色」を着たい気分がとまらない鈴木です。
「赤」、みなさんは身にまといますか? 私は、流行とは関係なく好きな色なので、手の爪や足の爪、赤リップなどメイクで取り入れることもあれば、バッグや靴などの小物で取り入れたりもしています。洋服ではリブニットのタイトスカートやオフショルダーのトップスなど、たくさんではないけれど、ちょこちょこと持っています。ただ、ワンピースには、トライしたことがなかったんです。いや、違うな。20代のときは着ていましたね。短い赤のワンピースを(照)。が、年齢を重ね、小さく、あるいは部分的に赤を取り入れたときの可愛さの方が好きになり、ワンピースからは少し離れていたんです。
が、しかーし。今シーズン、素敵な「赤」のワンピースに出合ってしまいました♡ じゃじゃん!
こちらは、プルミエ アロンディスモンというブランドと、コンセプトディレクターの大草がコラボレーションした作ったワンピース。ほかにカーキと黒もあったのですが、赤の素敵さに、目が♡になってしまい、私にはもう赤しか見えなくなってしまいました。ただ、一口に赤と言っても色々な赤があると思います。個人的に、大大大好きなオードリー・ヘップバーンも“There is a shade of red for every woman.(すべての女性それぞれに、似合う赤があるの)”と言っていましたが、本当にその通りだなぁ、と思うわけです。
では、このワンピースの赤はどんな赤か?というと、私見ですが、「秘めた情熱を持つ赤」。素材は、リネンが65%なので、さらっとドライな質感。赤ですが、女度100%という感じではなく、ちょっぴりハンサムな表面感です。それでいて、ほんのり肌が透けるような軽やかさがあったり(あ、安心してください。スカートだけのペチコートつきです!)、リネンだけれどくすんでいるというより、フレッシュな鮮やかさがあったりもして。うまく表現できませんが、一言では言い表せない、複雑さや繊細さがあって、内に秘めているものがありそうな、そんな女性像です。
ちなみに、私はサイズ36を着ています。バッグはPVCと白のレザーが組み合わさった小さめショルダーで軽やかに。足元は黒だと重たいかなと思ったので、ブラウンの肌面積の広いサンダルを合わせました。
それから、アクセサリー。これからの季節は肌の面積も増えますからね。この日はシルバー多めにしました。
デコルテは割と深いVになっていて、配色テープもあしらわれているので、ノーアクセサリーに。耳元と手元は……。って、上の写真ではよく見えないと思うので、物だけで撮り直しました。
はい、シルバーメインです。赤のワンピースにゴールドのアクセサリーをすると、ゴージャスな感じになってしまい、ちょっと気分と合わなかったので。ただ、シルバーだけ、と言うのも、自分のキャラクターと合わない気がしたので、ほぼ毎日つけているティファニーのイエローゴールドのリングとバロックパールのピアスはそのままに。
シルバーのリング、一番右のものは「アダワットトゥアレグ」というブランドのもの。これ、今、一番のお気に入りです。私が持っているアクセサリーの中では、かなりワイルドというか、無骨な感じの存在感なのですが、実は、表面の文様が1刀1刀手彫りで丁寧に彫られいて、繊細な一面もあるのですよね。なので、自称「べたっと甘くないフェミニン派」の私のワードローブにも馴染んでくれるのです。同じブランドのバングルも気になっているのですが、SOLD OUTになっていたので、まずはリングに。
その隣のリングとバングルは、ここのところ、よくセレクトショップで見かける「NINA&JULES(ニナ アンド ジュール)」というブランドのもの。個性豊かなデザインで、ボリュームもあるのですが、価格がリーズナブルなんです。私はかなり前の、ブランドの展示会で個人オーダーさせていただいたのですが、ぜひ、ブランド名で検索してみてくださいね。きっと、素敵なアクセサリーがたくさん出てくると思います。私が購入したリングとバングルは、たしか両方とも1万円しなかったはず……(すみません、記憶が曖昧です)。
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