コロナにより在宅時間が増えて、「お金のこと」について改めて考え直した人も多いのでは?コロナ前に比べて、旅行代や外食費をはじめ出費が減ってきた今、ふと「固定費はもっと節約できるのでは?」と改めて気づいた、編集部員の片岡。
コロナによる家計不安で、お金について見直したいという方も多いのではないでしょうか?マネーコラムニストの西山美紀と片岡で、「固定費の見直し」について検討しました。

 


在宅時間が増えた今、電気代はまさに見直しどき


片岡:私最近、ミモレの記事を読んで、ハチドリ電力のサイトで電気代の試算をしてみたんです。「電気代ってこんなに安くなるんだ」とびっくりして。改めて、固定費である電気代を見直したいなあと思ったんです。

西山さんも、ミモレのコラムにあるように1年前くらいに電力会社を切り替えたんですよね?

 

西山:そうそう!ちょうどキャンペーンだったこともあって、切り替え当初は電気代が20%くらい安くなって家計が助かったんですよね。今から夏本番、エアコンで電気代がかさむ時期。在宅勤務の時間も増えるとさらに上がるから、まさに今、見直し時だと思います。

片岡:でも、「有名な電力会社ではなくて大丈夫?」「突然停電したりしないの?」っていう不安もあるんですよね。「大手電力会社のブランド=安心料」のような感覚もあって……。

西山:確かに、電気はライフラインですしね。新しい電力会社でも、東京電力など地域の電力会社の送配電設備が使われているので、基本的には停電や電力の供給不足はないとされていて、万一新しい電力会社が倒産しても、その電力会社のバックアップ体制があるため、大丈夫とのことです。

私も電力会社を変えて1年以上たちますが、暮らしぶりは以前とまったく変わらず、突然停電することもなく、電気代が安くなって快適です。

片岡:それなら安心ですね。ハチドリ電力のサイトで試算してみたら、我が家の場合は、その月によって違いはあるものの、平均月2000~3000円くらい安くなりそうです。年間で2万円近くは浮きますね。

そしてハチドリ電力のような新しい電力会社には、自然エネルギーを利用しているところがあるのも魅力。最近、猛暑や豪雨、海外での山火事などのニュースで環境問題も気になっていたところだったので。二酸化炭素の排出量がかなり減ることもわかりました。

西山:そうなんですよね!見直しで電気代が安くなるだけでなく、自然エネルギーをメインにしている電力会社など、自分の考え方にあったところを選べるのもいいですよね。

電気をたくさん使う時間帯が昼なのか、夜なのかなど、使い方によっても料金等は異なります。「エネチェンジ」「価格.com電気料金比較」などで調べてみると、自分にあった電力会社がずらっと出てきて比較できます。チェックしてみるだけでも面白いですよ。

片岡:切り替えも過去の明細を用意してサイトに入力するだけ。こんなにいいことずくめで、逆に何か注意点はありますか?

西山:契約後、1年以内などに契約変更したくなったら、違約金(契約解除料)が2000円程度(電力会社によって異なる)必要になる場合もあります。
でも、1年はあっという間で、よほどのことがない限り変えることはないかな、と個人的には思うのですが、念のため……。マンション住まいでも、基本的に切り替えできるので、ぜひ比較サイトを見てみてください。

片岡:比較サイトで試算しても1年で2万円以上、5年で10万円以上安くなりそう!
早速検討してみます!

 
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