特に初めての出産なら、産後に言われる夫からのひと言で一気にムカッとしてしまったり、気持ちが冷めてしまうことってありますよね。出産経験のある私も実際にもそんな経験がありました。今回ご紹介する本は、そんな産後のクライシスにぶつからないためのメッセージ集、『出産前の友だちよりも心配な友だちの夫に贈る100の言葉』です。

 

妊娠した妻をもつ夫に向けた、“妻のトリセツ”本


こんにちは。
ミモレ編集部のエディター高橋です。
先日編集部から「こんな本があるよ!」と紹介してもらいました。ママ向けにリアリティをもって誌面がつくられているファッション&ライフスタイル誌『VERY』が手がけた書籍です。私も約10年前にママになってから『VERY』を読んでいるのですが、『VERY』の誌面のタイトルや企画はまさにママのリアルが反映されていて、いつも「そうそう!」と頷いてばかりです。

そんな『VERY』の企画から生まれたのがこちらです。

出産前の友だちよりも心配な友だちの夫に贈る100の言葉』¥1320(光文社刊) 結婚、出産、子育てと初めての連続に奮闘する女性を応援するファッション&ライフスタイル誌『VERY』の2019年10月号に掲載された同名企画に加筆・修正し再編集した書籍。

初めてタイトルを聞いたときは、「出産前の友だちの夫に贈る言葉?」とどういう本かすぐに理解できなかったのですが、読んで納得!
精神的にも身体的にも普段とは違う産後のママが夫の何気ない態度や言葉で更なるイライラを募らせないための、夫にむけた“妻のトリセツ”です。とても共感した内容を一部ピックアップして紹介したいと思います。

 


夫が妻に絶対言ってはいけないNGワード


①お手伝いしようか?

 

ここだけの話ですが、産後10年近く経つ私でさえ、いまだにこの言葉を言われ、イラッとすることがあります(笑)。
手伝いって、私がするのが当たり前っていう発想のもとに発せられる言葉ですよね……。
あ〜、この本今からでもダイニングテーブルの上にサラッと置いておこうかな(夫、気づかないで素通りする可能性大だが)。

②俺だって大変。

 

私自身、ほぼワンオペ育児をしてきたこともあって、次から次へ私事の不満が噴出してしまい大変申し訳ないのですが……(汗)。この言葉は本当に堪えます。
職業によってもちろん違いはあると思いますが、「子育てと仕事、どっちが大変?」と聞かれたら、私は絶対に「子育て」と即答します。子供が可愛くて、愛おしくて、幸せな時間もありますが、特に初めての子育ての場合は、出来事すべてが初めてで、不安で、自分の思い通りに進まないことだらけです。もちろん、自分で選んだ道なのでいいのですが、一緒に子育てをするチームメイトにこんなことを言われたら悲しすぎます。

③おっぱいないから寝かしつけ無理だわ。

 

さすが、リアルなママの声が詰まった『VERY』。この言葉もまさに産後に言われたことがあります。寝かしつけの方法はおっぱいだけじゃない。おっぱいのおかげで寝てくれることもあるし、寝てくれないこともある。自分でも寝かしつけをがんばってみようともしないで、自分だけ別の部屋で朝までグースカ寝られたら、100年の恋でも一気に冷めてしまうものです。

残りのNGワードは下でぜひチェックしてみてください!どれも「わかる、わかる!」と頷きすぎて、首がモゲそうです(笑)。

試し読みをぜひチェック!15のNGワードを紹介!
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ご懐妊された方、妊娠中や産後の身内、友人が周りにいらっしゃる方、奥さんがご懐妊されていらっしゃる方、私のように自分の産後に思いを馳せたい方、産後の夫婦関係にご興味のある方…。ぜひ手にとっていただけると、嬉しいです。

『出産前の友だちよりも心配な友だちの夫に贈る100の言葉』
¥1320(光文社刊)

結婚、出産、子育てと初めての連続に奮闘する女性を応援するファッション&ライフスタイル誌『VERY』の2019年10月号に掲載された同名企画に加筆・修正し再編集した書籍。


 


構成/高橋香奈子