スタイリスト室井由美子さんとエディター松井陽子さんが、読者の皆さんから寄せられた、真夏のおしゃれの悩みにズバリお答えする『おしゃれ相談室 Ask & Answer』。
第9回は、カシュクールブラウスの着こなし方について。スタイリスト・室井由美子さんがきれいに着こなすための秘訣をアドバイスしてくれました。早速チェックしてみてください!
layさんからの質問
Q.着るだけでフェミニンで、ちょうどいい華やかさも手に入るカシュクールブラウスにぜひ挑戦したいのですが、バストが強調されそうでつい敬遠してしまいます。秋に向けてトライしたのですが、どう着こなせばいいのかぜひ知りたいです!
スタイリスト室井由美子さんの回答
A. 袖にボリュームがあるタイプを選べば、目線をそらせるので簡単! 襟付きのシャツタイプなら、よりシャープな印象で着やせ効果も期待できますよ
ボリューム袖は、ウエストマークでメリハリを
室井さん「フェミニンなカシュクールブラウスはこの秋も注目アイテム。バストが気になるということもよく聞きますが、たとえばこんなふうにボリューム袖のブラウスを選べば簡単に解決できるんですよ」
松井さん「たしかに!ボリューム袖がさらに華やいだ雰囲気を作ってくれるし、これは大人向き。黒なら甘さもぐっと抑えられて、挑戦しやすい気がします。シーンレスに取り入れられそうだし」
室井さん「さらにもうワンポイント付け加えるなら、ウエストをマークしてメリハリをつけること。袖のボリューム感がちょうどよくおさまって、全身のシルエットが断然きれいになります。黒のワントーンのしゃれ感がぐっと増すんです」
松井さん「飾り立てなくても華があって、とっても素敵!足元をベージュ系にしてなじませるのもポイントなんですね。シルエットの美しさがより際立つし、とっても上品」
室井さん「そうなんです。お洋服のフォルムを際立たせるために、足元にはあえてポイントを作らないようにしているんです」
「空気を一枚含ませる」くらいのゆったりシルエットもポイント!
松井さん「シャツタイプでも、このくらいリラクシングなシルエットだと上半身の悩みも美しく解消してくれそう!」
室井さん「襟付きのシャツタイプなら、シャツと体の間に空気の層が一枚加わる感じを目安に。ゆったりとしたアウトラインだと体の線も拾わず、着痩せもしますし、でもシャツの特有の直線が効果的に働いて、よりシャープに着こなせるといううれしいポイントも。インするタンクトップは、肉厚でしっかりと体をホールドするものを選んでくださいね。デコルテはしっかりと引き締めるのがコツです」
松井さん「シャツとインナーの色味も合わせてなじませるのもいいですね。こなれた感じになる!」
室井さん「デニムとも相性がいいんですよ。ベージュ系とブルー系の配色で全身を整えると、カジュアルなのにノーブルで洗練されるんです」
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スタイリスト/室井由美子
ヘア&メイク/TOMIE(nude)
構成・文・モデル/松井陽子
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