スタイリスト室井由美子さんとエディター松井陽子さんが、読者の皆さんから寄せられた、真夏のおしゃれの悩みにズバリお答えする『おしゃれ相談室 Ask & Answer』。
第7回は、トップスとボトムスをつなぐウエストまわりの着こなし方について。トップスはインにするか、それとも出したほうが良いのか……ニュアンスの加え方がなかなか難しいパーツですが、室井さんのテクニックを真似するだけでぐっとおしゃれ上手な印象に!秋のおしゃれの参考にもなりますので、早速チェックしてみてください。
でてこいでてこいさん、sakoponさんからの質問
Q.ワンツーコーデの季節は、トップスをインするか、アウトにするか、ウエストまわりの処理に困ります。ストレスなくおしゃれに見えて、きれいに着こなせるコツってあるのでしょうか
スタイリスト室井由美子さんの回答
A. あります!スタイルアップしてこなれてみえる、ウエストまわりのオススメバランス3つをご紹介します。秋にも使える旬バランスなので、ぜひ覚えておいてくださいね
point 1 ボリュームトップス×マキシスカートは「全部入れる」
室井さん「ロング丈のスカートは下半身の面積が大きいので、少し高めにウエストを強調することが大事。上半身と下半身にきちんと境界線を作れば、視覚的にもウエスト位置が明確になり、それだけでスタイルアップ効果が」
松井さん「マキシスカートは上半身をコンパクトにって聞きますが、こういうボリュームブラウスとスカートという組み合わせでもいいんですね。それも新鮮です」
室井さん「そうなんです。例えるならば、ボトムに”三角形に近い”台形を作るイメージです。ボリュームブラウスでも、インすることで上下の比率はトップスの方が確実に小さくなりますよね。ウエストラインで上下にメリハリを作ると、ボリュームを気にせず意外と自由に着こなせるんです」
point 2 カジュアルなパンツに「片方だけ」入れる
松井さん「右半分、左半分で見ると印象が全く違うから、合体させるといいところどりになるんですね!特別なことをしていないのに、とってもおしゃれ上手に見えるー!」
室井さん「この“さりげなさ”が大事。でも、片方入れているだけですよー(笑)。とっても簡単ですよね」
松井さん「動作の途中というか、やりかけみたいな感じですが、そのくらいのラフさがあった方がいいですね」
室井さん「シャツの素材は柔らかい方がニュアンスは作りやすいのでおすすめです。素材のフェミニンさも、おしゃれ見せのポイントになってくれますよ」
point 3 チュニックトップス×ワイドパンツは「全部出す」
室井さん「季節が少し進んだら、こんな長め×長めバランスが映えますよ」
松井さん「真面目すぎないし、ちょっと抜けた感じもあって。とっても素敵ですね」
室井さん「首元と足元の素肌感が風通しの良さにつながっているんです。確実にムードは秋に向かっているけれど重たい印象ではないですよね」
松井さん「チュニック丈のシャツといえば、ボトムはスキニーパンツになりがちですが、このバランスは大人っぽくて、余裕もあって素敵!挑戦してみたくなります」
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スタイリスト/室井由美子
ヘア&メイク/TOMIE(nude)
構成・文・モデル/松井陽子
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