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【毛穴道】美容のプロが絶対にやらない3つの毛穴ケアとは?

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発売後すぐに重版するほど話題の一冊『毛穴道 もう一生悩まない。』で、執筆を担当した美容エディターの大塚真里さんは、ツルンとした美肌の持ち主。そこで、毛穴が気にならない美肌をつくるためにやらないと決めていること、やっていることを教えていただきます。

 

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教えてくれるのは美容エディター 大塚真里さん

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大塚真里さん
20年以上第一線で活躍されている美容エディター。出版社で女性誌の編集を勤めた後、独立。雑誌や書籍の編集・執筆、広告を中心に活動。著書は『キッチンには3本のオイルがあればいい』。毛穴のためにできるすべてのケア方法や根本から毛穴の悩みを解決する方法をまとめた『毛穴道 もう一生悩まない。』の著者のひとりでもある。Instagram:mariotsukasekken_official

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毛穴道 もう一生悩まない。』著 毛穴道研究会 監修 皮膚科専門医 亀山孝一郎 定価 1300円(税別)

書籍『毛穴道 もう一生悩まない。』は、皮膚科医の亀山孝一郎先生が毛穴の仕組みや、3つの毛穴タイプなどを、美容エディターの大塚真里さんが正しい毛穴スキンケアの極意を、ヘア&メイクアップアーティストのAYAさんが毛穴レスメイクを教えてくれる一冊です。毛穴とうまく付き合っていく方法を全方位的に学ぶことができます。

では、美容エディター大塚さんに美肌の秘密を教わっていきましょう。


毛穴レス美肌のために美容のプロが「絶対にやらない」と決めていること

① 肌は絶対に擦らない

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「肌にとっていちばんよくないと思っているのは摩擦です。『毛穴道 もう一生悩まない。』でも詳しく紹介していますが、洗顔をするときも、スキンケアをするときも、肌を擦らないようにしています。なぜなら、擦ることは肌の炎症に繋がるからです。たとえば、写真のように皮膚が動いてしまっている場合は、指先に力が入り過ぎてしまっているという証拠。洗顔のとき、毛穴の汚れを取ろうとしてこのぐらいの力でゴシゴシ擦り洗いしていませんか?
もちろん、角栓を指で絞り出すのはもってのほか!毛穴に刺激を与え、さらなる毛穴拡大の原因になってしまいます。

書籍『毛穴道 もう一生悩まない。』の監修をしてくださった皮膚科医の亀山先生もおっしゃっていますが、毛穴の部分は皮脂によって常に弱い炎症が起きている状態。炎症を悪化させてしまうと、毛穴がより目立ってしまうため、肌には優しく触れるのが大事です」

スキンケアは肌を包み込むように

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「クレンジングをするときは、肌ではなくクレンジング料の“剤”をやさしく動かすように意識して、メイクを浮かせます。
洗顔料はしっかりと泡だてたら、Tゾーンから頬の順に泡をのせ、手のひら全体でやさしく泡をプッシュするように洗います。角栓が気になる場合でも、小鼻をゴシゴシ擦ることはしません。
スキンケア時は、手を上下左右にスライドするのではなく、顔をやさしく包み込むようなフェザータッチでお手入れをします」
 

おでこやあごも優しく上から押さえる

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「おでこやあごなどの狭い部分も、指の腹や手のひらで擦ったりせずに、やさしくプッシュするようにしています。

ちなみに、化粧水をコットンでつけると、細かい繊維が肌を擦ってしまうことになるので、できる限り手でつけるのがおすすめです」


② 毛穴ばかり見過ぎない、考えすぎない


「毛穴が気になるからといって、鏡で毛穴ばかり見ていたら、やはりどうしても触りたくなってしまうものです。角栓を押し出すのはダメだとわかっている私でさえも、ずっと見ていたらやりたくなってしまうくらい。

毛穴は排出器官。暑い、寒いなどの周りの環境から肌を守るために皮脂を分泌したり、汗を排出したりする場所で、生きていくのに欠かせない役割を担ってくれています。
詳しくは、書籍『毛穴道 もう一生悩まない。』で皮膚科医の亀山先生が解説してくださる『毛穴の正体』にまとまっているので、機会があればぜひご覧ください。

毛穴がなくなることはないので、毛穴のことばかり考えすぎないようにしています」


③ 即時の効果を期待しすぎない


「体も肌も、本当何かを変えたいと思ったら即効性を期待するのではなく正しいお手入れを地道に続けるのが大切だと思います。たとえば筋トレを始めて結果が出るまでにある程度の期間がかかるのと同じで、毛穴ケアの効果をなんとなく実感できるようになるのは早くても1〜2ヶ月かかります。

化粧品は自分で選んで気軽に買える代わりに、薬のような即効性がありません。ですが、諦めずに毛穴ケアの4つの基本ステップを続けていくと、効果実感や速度に個人差はあるものの、きっと効果は現れます!」


毛穴レス美肌のために美容のプロがやること

① 化粧品は規定量の2〜3倍使う

 OK 
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規定量よりも2〜3倍のたっぷりした量がおすすめ。
 NG 【毛穴道】美容のプロが絶対にやらない3つの毛穴ケアとは?_img7 もったいないからとこの量では少なすぎ。

「化粧品の効果を少しでも多く体感できるよう、ケチらず量をたっぷりと使うようにしています。化粧水や美容液などは化粧品の箱に書いてある既定の2〜3倍の量をつけると、いつもより肌がいい感じになると実感しています。“いつもより多め”を一度試して欲しいです。

高級な化粧品を買ったら使うのがもったいないから大事に少しずつ使いたいという気持ちもわかります。ですが、いくら良質な化粧品を使っても、量が少なすぎると思ったような効果は発揮されません。

ケチって高価なものを少量使うならば、手ごろな価格のものをたっぷり使う方が効果的だと思います」

② 家の中でも紫外線対策を欠かさない

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「紫外線にあたると、皮脂が酸化し、毛穴の開きやたるみ毛穴の原因になります。なので、秋冬の屋内だったとしても日焼け止めは欠かせません。秋冬はSPF30くらい、夏ならSPF50の日焼け止めがおすすめ。日焼け止めの量は少ないと紫外線カット効果も落ちてしまうのでたっぷり塗り、かつ触れるととれてしまうため塗り直しも必要です。

肌の老化の原因の8割は紫外線だといわれていますので、毛穴対策はもちろん、総合的な美肌ケアのためにも日焼け止めをしっかり塗りましょう」


③ 皮脂を落とすことを厭わない


「書籍『毛穴道 もう一生悩まない。』でも亀山先生が繰り返しおっしゃっていますが、皮脂は放っておくと酸化し、毛穴のダメージなどの皮膚トラブルの原因になります。

年齢を重ねると皮脂の量が減ってくるので、朝は洗顔しない方や、ぬるま湯洗顔しかしない方もいらっしゃいますが、毛穴や肌にはよくないんです。寝ている間も体は代謝しているため、皮脂や古くなった角質をしっかり落とすよう、朝から洗顔料を使い、しっかりと洗顔しています。

毛穴ケアに難しいテクニックは入りません。皮脂をちゃんと落として、きちんとスキンケアをする。この基本が大事です」

毛穴の悩みが起こるメカニズムや、自分の毛穴タイプ、毛穴レスメイクなど、もっと毛穴について知りたい方は、ぜひ大塚さんが執筆した『毛穴道 もう一生悩まない。』をチェックしてくださいね!

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<亀山先生監修>
『毛穴道 もう一生悩まない。』

著 毛穴道研究会
監修 皮膚科専門医 亀山孝一郎
定価 1300円(税別)
kindle版も配信中!
講談社

毛穴の悩みからもう解放されたい人へ。本当に毛穴に効くこと、今すぐできることを、皮膚科医と美容のプロが伝授します。毛穴はあなたを守ろうとがんばった結果、詰まってしまったりぽっかり開いてしまったりしているだけ。毛穴にかかるプレッシャーをラクにし、毛穴に愛を注いであげることで、根本から毛穴悩みを解決する。それこそが「毛穴道」! 本書で紹介しているスキンケア法を実際に自宅で1ヵ月間毎日行った一般女性8名のビフォーアフターも大公開。

撮影/塩谷哲平(t.cube)
出演/大塚真里
構成・文/高橋香奈子
この記事は2020年11月26日に配信したものです。
mi-molletで人気があったため再掲載しております。

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