薄毛治療の内容とは?
ここ数年、とくに生え際の毛量が減ってきたという奥村さん。友人やフォロワーさんの間でも、頭髪の悩みが増えていると実感しているそう。
「薄毛で悩んでいる40代ってすごく多いんです。そんなときに、肌の施術で通院していたこちらのクリニックで薄毛の治療をやっていると知って、2ヶ月前に初めて発毛治療を受けたんです。そうしたら、生え際から産毛が出てきて感激したんですよ」(奥村さん)。
薄毛悩みに対しての施術はエステなどでも見かけますが、クリニックでの治療と何が違うのでしょうか。
「薄毛や白髪については、エステなどによるマッサージやヘアケア剤による育毛効果が科学的に証明されているものはほとんどないんです。
当院では私がカウンセリングと検診をし、その上で治療薬を処方します。また、脱毛症の治療として毛根部に幹細胞培養液を頭皮に注射し、成長因子により血管の再生を促す治療もあります」(苅部先生)。
麹町皮ふ科・形成外科クリニックは、厚生労働省の厳しい審査を経て再生医療が認められた医療施設。「幹細胞を用いる再生医療は、世界的にも研究されていている最先端の治療法」と苅部先生は言います。
では、この幹細胞とは一体どのようなものなのでしょう。
「幹細胞は、さまざまな細胞に分化する能力を持った特殊な細胞です。近年、再生医療に用いられ、難治性の病気に対する効果も期待されています。
幹細胞培養上清液は、幹細胞を培養したあとに細胞成分を取り除き、残った液体部分だけを抽出したもの。この薬液を頭皮に投与することで毛細血管や血管壁が修復され、薄毛の悩みに対して効果が期待できるんです。ただ、肝細胞のクオリティはクリニックによっても違うので気をつけていただきたいですね」(苅部先生)。
薄毛治療の施術の流れ
生え際の薄毛に悩むようになってきた奥村さん。前回の治療で産毛がうっすら生えてきた、と効果を実感したそう。「当院では20代前半から50〜60代の方まで、男女問わずたくさんの方が薄毛治療をしています。年齢が若ければ若いほうが毛髪が生えやすく、髪にハリやコシが出ますよ」(苅部先生)。
幹細胞培養上清液の発毛治療は今回で2回目という奥村さん。
「この施術は、針を使わないため怖さや痛さもありません。なんといっても1回だけで髪の生え際に産毛がたくさん生えてきたんです。生え際に産毛があるだけでも印象が若くなります」(奥村さん)。
「まずは産毛が生え、毛髪がだんだん成長していくんです。毛根が生きていれば爆発的に毛量が増えて、それを維持していくので楽しみにしていてくださいね」(苅部先生)。
男性特有の現象ではなく、40代以上の女性にとっても大きな悩みとなっている薄毛。髪は、肌以上に見た目年齢を大きく左右します。苅部先生がおっしゃるように「自分自身が輝くため」に、その悩みを一度クリニックに相談してみてはいかがでしょうか。
麹町皮ふ科・形成外科クリニック
住所:東京都平河町1-4-5 平和第一ビル地下1F
電話:03-6261-2458
料金:発毛治療・乾細胞培養上清液療法 1回¥100000、5回¥450000
※要予約
麹町皮ふ科・形成外科クリニックの公式ホームページはこちら>>
撮影・構成/片岡千晶(編集部)
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