手抜きとラクは似て非なるもの。苦痛にならない「ラクな家事」が増えれば、生活にゆとりと笑顔が生まれ、浮いた時間を他のことに使えます!『かんたん家計ノート2021』のコラムから、心も体もラクになる掃除術をご紹介します。
●玄関のかんたん掃除法
玄関の汚れの大半は、靴についた砂や泥です。中途半端に水をまくと、これらの汚れが水に溶けて逆に広がってしまうことに。マンションなど水を流せない玄関も多く、湿気の元にもなるため、新聞紙を使う次の方法がおすすめ。シャンプーを少量加えた水で新聞紙を濡らしてから細かくちぎってまき、ほうきで集めて捨てるだけ。掃き・拭き掃除が一度で完了します。掃除の間にほのかな香りも楽しめます。
●サッシのレールの汚れ
ほこりや泥汚れなどが固まりやすいサッシのレール。できれば気がついたらすぐ、掃除機のノズルでほこりやゴミを取り、水拭きか、住宅用洗剤などで拭き掃除をしましょう。問題は、汚れが完全に固まってしまった時。マイナスドライバーと小さな布を用意します。四つ折りにした布の中央をマイナスドライバーの先に当て、さらに半分に折ってカバーしたものを使ってこそげ取れば、傷を防げます。
●網戸の上手な掃除術
網戸には泥やほこりがたくさんついています。いきなり水拭きすると汚れがダマになるため、工夫して効率よく掃除しましょう。まず、網戸の裏側に新聞紙をセロハンテープで貼り、掃除機のブラシノズルでほこりを取る(反対面も同様に)。次に、水に溶かした洗剤をつけたスポンジ2個を用意し、両側からはさんでこすります。最後に雑巾2枚で網戸をはさむように水拭きして、洗剤を拭き取れば完了。
『かんたん家計ノート2021』シリーズ(全4回)第1回「【絶品鍋レシピ】薬膳風いろいろきのこ鍋を食べてスパイスの力で温まる!」>>
第2回「新顔野菜「ビーツ」を美味しく食べる、本格&簡単ボルシチのレシピ」>>
第3回「「面倒な場所」のラクする掃除法。つい後回しは今年で終わり!」
第4回「【片づけ術】リモコンから年賀状まで。散らかる小物のすっきり整理術!」>>
『かんたん家計ノート 2021』
著者 編集/講談社
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巻頭料理特集:堤人美さん「彩り野菜で四季のごちそう」スーパーなどで見かける新顔野菜やハーブを、野菜やスパイス使いに定評のある料理研究家・堤人美さんが、季節ごとに料理で紹介。
コラム記事:「ラクになる暮らし」毎日の家事も人間関係も、もっと楽しく、もっと気楽に! 忙しい現代人のための「ラクしてもっとうまくいく」極意が満載。時短で料理するには? 掃除をもっと楽にするには? 収納はどうする? といった「家事編」、人間関係がうまくいかない、心が疲れたときにはどうする? といった「心編」で紹介します。
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