モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。44歳の彼女が、ファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。

毎日を笑顔で過ごすための、ささやかなプチご褒美

毎日を豊かにする小さなご褒美と未来のご褒美【モデルはまじ】_img0
 

はまじ「私にとってご褒美とは、自分をギュッと抱きしめることだと思っています。(いいんだよ、いいんだよ、よく頑張った、偉かったね)という自分を抱きしめてあげて、明日からまた1.5倍の力で頑張ろうかって奮い立たせてくれるもの。
日常で何だかちょっとしんどいかなって時がありますよね。
そんな時、ご褒美祭りこそ卒業しましたが、日常にささやかなプチご褒美を散りばめています。

例えば幼稚園の帰り、その足でずっと公園遊びに付き合っていて……。もう寒いな帰りたいな、なんてよぎっている側から「おちゃーちゃん(お母さん)、泥棒ごっこしよ〜!」って」苦笑

仕事が終わり、お迎え帰りに公園へ。これから夕飯の支度があるけれど、子供はそんなことは関係なく笑顔100%で誘ってきます。笑

「クタクタで帰って夕飯の支度をするときは、冷蔵庫から冷えたワインをコップに。飲みながらお料理をすると、あれだけ面倒だなと思っていたのに、料理が楽しくなってくるんです。私にとっては、一人でゆっくりと湯船に浸かっているのと同じくらい効果効能があるみたい。これもプチご褒美かな。」

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「PACHAMAMA」のフォンダンカカオとフローズンフルーツ入りワイン。

この連載でもたくさんのお取り寄せや簡単レシピを紹介したように、はまじは日常を楽しくする術をよくご存じ。
例えば、お湯を沸かして入れるだけのラオリーの水餃子とか。
白ワインにフローズンフルーツとか。
コーヒーとチョコレートとか。

「チョコはスーパーで買ってきたり、お気に入りのものを用意しておいたり。お皿にチョコを乗せ、コーヒーを用意してテーブルに置いたら、それはもうご褒美になるんです。私が疲れた、大変だと言いながら過ごしていたら、家族は楽しくないですよね。そのためにもプチご褒美は必要なんです」
 

 

これから先のご褒美候補は?

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昨年は結婚20周年、モデル25周年のご褒美旅でドイツ・ベルリンへ。

はまじはこれから先のご褒美として、どんなものを候補に考えているのでしょう。

はまじ「今すぐ思い浮かぶのは、空間とか時間がもたらしてくれるものでしょうか。例えば少し先だけど50歳の記念には行ったことのない国……例えばオランダとかフィンランドとかベルギー、ポーランドに家族で行けたら、自分にとって最高のご褒美になると思います。

先日、ロケで「星のや軽井沢」に行きました。緑に囲まれた静寂の中で、五感が研ぎ澄まされていく感覚が心地よく、仕事で行ったとはいえ、リフレッシュすることができました。
貴重な時間が取れたのは、子どもと一緒に留守番をしている夫のおかげだと感謝の気持ちでいっぱいになり、今度は夫に丸一日、自由時間をあげるつもりです」

自分をギュッと抱きしめること、日々をご機嫌にすること、そしてお子さんと一緒に留守番をしてくれた旦那さまへの自由時間。はまじのご褒美は、人や物への労いと感謝の気持ちがそのものでした。
 

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取材・文/笹本絵里
構成/幸山梨奈

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