【質問6】保湿クリームは肌に合わない場合もあるので避けたいのですが、他に対処法はありますか?


先にも書いたように、保湿剤にもグリセリン、乳酸製剤、尿素製剤など様々な種類のものがありますので、肌にあったものが見つかると思います。安易に避けようとせず、色々試していただくと良いと思います。また、クリームのベタつきが気になるという場合には、さらりとした液体タイプの保湿剤もありますので、効果は落ちますが、そういったものを試す方法もあります。

 

また、乾燥した空気が水分を奪い去っていくのですから、空気の方の湿度を高めるのも有効です。加湿器を用い、湿度を60%程度に維持できれば皮膚の乾燥を防ぐのには十分だと考えられています(参考4)。自宅にいる間はこのような方法で乾燥を防ぐこともできます。

日中の対処法としては、保湿剤の使用に加えて、皮膚を刺激しやすいセーターなどが直接皮膚に触れるのを避けるように工夫します。また、冬には軽視されがちな紫外線対策として露出部はしっかりと日焼け止めを使うのも有効と考えられます。加えて、かゆいと思っても安易にひっかかないのも大切ですし、手洗いのあとなどにもこまめに保湿をするようにしてください。
 

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