着回し実例④ 定番ブラウスは、ボトムの形を変えて印象変化

2019年9月に撮影。 ドットのシャツ/エキプモン パンツ/ザラ 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真/代表撮影/ロイター/アフロ
2020年3月に撮影。 シャツ/エキプモン パンツ/ザラ 靴/ラッセル&ブロムリー 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

まずは最初の画像のコーディネートからご紹介します。
昨年の公務時、エキプモンのドットブラウス+ワイドパンツという新鮮なスタイルで話題となったキャサリン妃。
今では定番となりつつありますが、当時はかなり新鮮だったワイドパンツ。加えてモノクロでシックなスタイルというのも、まだ珍しかった頃です。

 


そのブラウスを今年3月、アイルランド訪問の際に再び着回しされたキャサリン妃。
ボトムを、かつての定番スキニーに逆戻し。カジュアルコーデにはあえてベルトも無しで、無造作にウエストにタックインと、細かいこだわりも感じられます。
スキニーとブーティーと繋げ、脚と一体化させることで、脚長効果もありますね。

白のコート/リース 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

スキニーを合わせていたコーディネートは、コートをはおると全体のイメージが大きく変化。むしろ、コートに合わせるため、スキニーを選ばれたと言えるでしょう。
ちなみにこのコートも、2007年頃から長らく愛用されているものなんです。

同じアイテムでも、まったく別の表情に着回してしまうキャサリン妃のテクニックに改めて感動します!


次回は、キャサリン妃の着回しテクニック、私的ベスト3を紹介します。

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)

前回記事「キャサリン妃とご一家のマネできそうなクリスマスコーデ「兄弟のお下がり活用法」」はこちら>>

 
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