忙しい朝、寝グセがついているのに気づいたら、いっそのこと寝グセを生かしたお団子ヘアにするのはいかがでしょう? サラサラ髪だとまとめにくいお団子も、寝グセがついていることで作りやすくなるんです。
このお団子ヘアのやり方を、長井かおりさんの新刊『時間がなくても、大丈夫! 10分で“いい感じ”の自分になる』(扶桑社)からご紹介します!
長井かおり
ヘア&メイクアップアーティスト。
雑誌・広告・映像でモデルや女優のヘアメイクを手がけるほか、女性誌でメイク連載を多数抱える。自主開催の「パーソナルメイクトレーニング」は、募集を開始すると即予約定員数に達することから、“日本一予約の取れない“メイクレッスンとして話題に。著者累計は現在25万部を突破。
大人のお団子ヘアは、「ゆるっと」がルール
ギュッと強く丸めたお団子は子供っぽく見えるので、大人はラフにまとめるのが正解。まったりおうちで過ごすときも、おでかけするときにも使えるヘアアレンジは、コツを覚えてしまえば実は簡単! ぜひやり方を覚えてくださいね。
ステップ① 手グシでまとめ、ゴムシニヨンをつくる
まず、バームやワックスを適量手に取り、手のひらをこすり合わせて指先までなじませたら、髪の根元を中心に下から持ち上げるようにして全体に揉み込みます。
その後、髪全体を手グシでまとめ、高い位置にゴムできつめに結びます。毛先はゴムから引き抜かずに、毛束を輪にしてとめる「ゴムシニヨン」に。
ステップ② 毛束を巻きつけてお団子をつくる
①のゴムシニヨンの根元に、毛束をねじりながら巻きつけて丸みを出し、大きなお団子をつくります。毛先はゴムに入れ込むようにはさみ、固定しましょう。
ステップ③ お団子をくずし、ラフに仕上げる
②でつくったお団子を指先でくずし、ふんわりさせます。お団子から毛先が出てきたら、再度ゴムに入れ込めばOK。指先にバームをつけておくと、まとめやすくなります。
ステップ④ 髪全体のシルエットを丸く整える
結び目を押さえながら、全体がふんわり丸いシルエットになるように、トップ・サイド・バックの髪を爪先で少しずつ引き出します。顔周りの後れ毛はねじって束感をプラスして。
これで、簡単お団子ヘアの完成です!
ここまで、5回にわけて長井さんの様々なテクニックをご紹介してきましたが、もっと色んなヘア&メイクを知りたい方は、ぜひ新刊をチェックしてみてください! 悩みやすい「眉の描き方」の詳細解説や、みんなと画面上で会うときにやってみたい「オンライン映えメイク」の方法など、使える情報がいっぱいです。
<新刊紹介>
『時間がなくても、大丈夫! 10分で“いい感じ”の自分になる』
¥1500/扶桑社
仕事に家事に育児に……と毎日忙しい人のために、10分でかなうポイントを押さえたメイクを紹介。オンライン会議でも顔が暗く見えない「オンライン映えメイク」、第一印象をアップする「好感度メイク」、冠婚葬祭のための「フォーマルメイク」など、毎日使えるシーン別メイク、そして悩み別のメイクとヘアアレンジを多数紹介。
モデル/石上智恵子
構成/中田絢子
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