しがらみから自分を解放し、人生を切り開こうとする女性たちの物語


しかし連載小説のタイトルとあらすじを知り、「なるほど、そうきたか」と思わず膝を打った私。

『風の時代の女たち』

 

大手出版社で働く独身バリキャリの早希と、エリート会社員の夫と一人息子と暮らす専業主夫の美穂。四十歳を目前とした二人が、自分を縛っているしがらみに気付き、そこから解き放たれようとする物語です。

 


「私が会社を辞めてWEBメディアに転職するって言ったら、どう思う?」
(mi-mollet「40歳から輝く女と老けこむ女の差...明暗を分ける「手放す覚悟」とは」より引用)

「北山くんは30歳なんだっけ。若くて羨ましい。これから30代が始まるんだもんね。私はもうすぐ終わっちゃう側よ。結婚もできないうちに……あはは……」
(mi-mollet「「オス化」する女たち。40代の働く女性がジェンダーレスを推す理由」より引用)

「何もないわ。私なんて、ただ毎日のんびりしてるだけよ。夫にも、お前はいつもお気楽で羨ましいって言われるし」
(mi-mollet「「母の献身なしに、子供は育たない」息子に中学受験を強いるエリート夫の異常思考」より引用)

 
 


転職、年下男性との恋、夫のモラハラ・DV……。様々な問題に直面する二人が新たな人生への一手を模索する姿には、「風の時代」の価値観が強く反映されています。


・【Vol.1〜Vol.14】小説「風の時代の女たち」をいっき読み>>

・【Vol.15〜Vol.30】小説「風の時代の女たち」をいっき読み>>


220年ぶりに時代が激変、「風の時代」とは


「“風の時代”とは、占星術で見て2020年12月22日から始まる、地球規模で迎える新たな時代のことです。この風の時代には、ひとつ前の土の時代に重視されてきた会社や組織、学歴やブランド、物質や資産といったものの価値が薄れ、オリジナリティ、センス、情報、波長といった、目に見えないものが重要視されるようになります。」
(mi-mollet「「風の時代」の生き方とは? 仕事、恋愛・結婚はどうすればいい?【星読みyujiが解説】」より引用)


コロナ禍で始まった2020年。占星術やスピリチュアルな話題に疎い人も、自分たちが時代の変革期を迎えていることをひしひしと感じていたのではないでしょうか?

そんな中、多くの女性誌やウェブ媒体で目にするようになったのが、「風の時代」というキーワード。

特にミモレは、「風の時代」関連の記事を多数アップしているメディアです。2020年11月には、ミモレ発の書籍として『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』(yuji著)を出版。現在すでに6万部を超えるベストセラーとなっています。

ミモレがオープン当初から掲げてきたコンセプトと、風の時代の価値観はそれほど親和性が高いのでしょう。