米国在住の医師として、すでに新型コロナのワクチンを接種している山田悠史医師。コロナワクチン接種を経験している数少ない日本人医師として、多くのテレビ番組にも出演し、ワクチンについての解説を行っています。
その山田悠史医師が、みなさんからの質問にお答えします。
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【質問】ひどい花粉症や全身のじんましんの経験があります。ワクチン接種をしていいですか?
はい。接種いただくことができます。じんましんやアレルギーの経験があると様々なものにアレルギーが出ないか不安になるものです。しかし、日本アレルギー学会は、花粉症やアレルギー性鼻炎などの疾患でコロナワクチンによるアナフィラキシーのリスクは変わらない 、としています。
また、米国の疾病予防管理局(CDC)及び厚生労働省は、そのような方もコロナワクチンの接種が可能としています。 ただし、ワクチンに含まれるポリエチレングリコールやポリソルベートに対して重いアレルギー反応を起こしたことがある方やコロナワクチンの1回目の接種で重いアレルギー反応を起こした方への接種は推奨していません。
また、ワクチン接種後には30分間ほどの経過観察を行っていただく必要があります。重いアレルギー反応は、ほとんどが30分以内に見られており、万が一アレルギー反応が出ても、すぐに現場で医療者が治療を開始することができるからです。
どのような物事でもそうですが、リスクゼロというのはありません。身近な例で言えば、タクシーを使うことだってそうです。とても安全なタクシーですが、タクシーに乗っていて自動車事故に遭遇してしまうリスクはゼロではないはずです。それでも目的地に到達するために、活用されている方が多いと思います。
ワクチンも同様で、リスクはゼロではないですが、それでも高い安全性と有効性が示されたワクチンであり、コロナウイルスの世界的流行を終わらせるという目的地に到達するための手段なのです。
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ワクチン接種に関する不安を抱えている方のために、山田悠史医師が、Clubhouse(クラブハウス)にて「ワクチンQ&A」を行います。
日時:3月23日(火)午前9時30分~10時15分頃
参加方法:iPhoneのClubhouse(クラブハウス)のアプリで、山田悠史医師のアカウント「@yujiy0402」をフォローいただければ、Clubhouse内で通知がいきます。あとは当日、9時30分に「ルーム」へお越しください。
その場で質問が可能です。iPhoneユーザー限定となってしまい恐縮ですが、可能な方はぜひご参加ください。
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