米国在住で、早い段階で自らもコロナワクチン接種を経験した山田悠史医師。最前線で診療を続ける山田悠史医師が、みなさんからの質問にお答えします。
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【質問1】 ワクチンの優先順位は、65歳以上が最初と聞いています。その後はどんな順位になっているのでしょうか? 子どもたちに順番がまわるのはいつ頃になりそうでしょうか?
新型コロナワクチンは、65歳以上の高齢者に続き、基礎疾患がある人や高齢者施設の職員に接種の順番が回る予定です。ワクチンの供給量によっては、ここで60歳から64歳の方も接種対象者に加えられることも検討されています。これらに該当しない人は一般枠での接種になります。
子どもについては、まだ16歳未満の方は接種の対象外となっています。これは、まだ子どもへのワクチンの有効性や安全性のデータが確立していないからであり、現在臨床試験が進行中です。臨床試験で有効性や安全性が確認されれば、その後にワクチン接種の対象となるでしょう。時期については、まだなんとも言いがたい状況です。
【質問2】 ワクチンの注射は、普通の注射の何倍痛いですか?
ワクチンの注射では、病院で用いる一般的な点滴や血液検査に比べて細い針を用います。このため、痛みは少ないと考えられています。ただ、個人差もありますので、残念ながら全ての人にうまく当てはまるわけではありません。
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参考資料https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00222.html
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