大きな仕事のあとは、必ずまとまった時間をとって海外に旅行にいくことをここ何年のルーティンとしてきた米倉涼子さん。
コロナ禍前に行ったアルゼンチンは、すっかりハマっているアルゼンチンタンゴへの理解を深めるための旅。
今も魅了されてやまない、タンゴ、そしてアルゼンチンへの思いについて伺いました。
――昨年、コロナ禍になる前にアルゼンチンを旅したそうですね。メインの目的は、ずっと続けているアルゼンチンタンゴのレッスンに通うことでしたか?
本場の雰囲気を見てみたいという気持ちもあったんです。
ブエノスアイレスでは約1ヶ月半の滞在中に大きなショーはほとんど観にいきました。
気がついたらガイドブックに載っている観光地は、ほぼ制覇していたくらい。
そのほかにもパブやカフェのなかに小さなステージがあったり、公園の一角で観光客向けに踊っている人がいたり、いろいろなレベルのスタジオがたくさんあったり……。
私はスタジオにはあまり行かなかったのですが、どうしても習いたい先生がいるところには通っていました。
タンゴをやりたい人たちが集まってアパートをシェアする“タンゴ宿”のようなところもあるんですよ。
日常的にタンゴがある空気に触れることができましたね。
――米倉さんはどんなところに滞在していたんですか?
今回は長期だったのでマンションに滞在していました。
プールやジャグジー、ジムもついているところなんですけど、Wi-Fiがうまく入らなくて。アルゼンチンはWi-Fiがあるにはあるけど、どこもかしこも電波が弱かったり、うまくつながらなかったりするんです。日本のニュースも見たいから「どうしよう」、と思ったんですが、コンビニで高いチップみたいなものを買って解決しました。
「なんで最初からこうしなかったんだ!」って思ったくらいWi-Fi探しは面倒でしたね(笑)。
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