“追いオイル”は揉み上げと襟足の髪にだけつけます。ロングの方もショートの方も同じです。

湿気でうねる、広がるクセ毛を「おしゃれパーマ風」に仕上げる方法_img16
耳前の髪、揉み上げ部分をつまみ出してオイルを馴染ませます。
湿気でうねる、広がるクセ毛を「おしゃれパーマ風」に仕上げる方法_img18
浮き上がりやすい襟足にもオイルを馴染ませて、首筋にそわせるように撫でつけます。

揉み上げと襟足がまとまってると、髪型がキマって見えます。これは美容師さんに習った技なんです。全体がフワフワしているとただのボサボサに見えてしまうのですが、顔まわりの髪と襟足が整っていると、引き締まって見えるのです。

湿気でうねる、広がるクセ毛を「おしゃれパーマ風」に仕上げる方法_img19
 

最後に分け目を崩します。分け目がはっきりしている髪型だと、短くてちぢれた毛(通称=アホ毛)が目立ちやすいです。分け目がわからないように頭頂部を後ろにかきあげるか、前に下ろして混ぜ返してしまいます。

湿気でうねる、広がるクセ毛を「おしゃれパーマ風」に仕上げる方法_img20
 

私の場合は、左側のクセが強くて、右はそうでもないんです。ウェーブの強い左側に大きく髪を流して、左をふんわり、右をタイトにしてみました。

完成です!

湿気でうねる、広がるクセ毛を「おしゃれパーマ風」に仕上げる方法_img22
湿気でうねる、広がるクセ毛を「おしゃれパーマ風」に仕上げる方法_img24
湿気でうねる、広がるクセ毛を「おしゃれパーマ風」に仕上げる方法_img25
 

クセがある人は左右対称の髪型にしない方がクセが悪目立ちせず、あえてアシメにしてるの!とオシャレ風に見せてくれます。
カール感をキープしたい時は、最後にケープなどのスプレーで固めると、雨の日でも一日ウェービーなヘアを楽しめます。

そしてもう一つお伝えしたいのは、寝る前のヘアドライについてです。湿度が高い季節は「いつも乾かすのはこのくらい」と思う時間より、やや長めに乾かしてみてください。髪の毛は乾き切る瞬間に形状がフィックスするのです。多くの人が「乾いた」と思っている髪は、やや生乾きのことが多いと美容師さん。生乾きのところに湿気を吸うとさらに髪がウネウネしてしまうんです。特に髪の内側、根本をほうをしっかり乾かして伸ばしておくのが重要です。

そう聞いてから、夜お風呂から上がってドライヤーをあてるとき、「よし乾いた!」と思ってからもう数分だけ長く乾かすようにしています。すると、朝の髪のボサボサ、ウネウネ度が全然違います。

そしてもし「うちのドライヤー、壊れてはいなけれどいつ買ったか思い出せない」という方は、新しいドライヤーに買い替えてみることもおすすめします。10年前、5年前のナノイオンドライヤーと今の最新式のナノイオンドライヤーはまったく性能が違います。めちゃくちゃ進化しているんです。いろんなトリートメント剤やサロンケアにお金をかけるより格段に髪が扱いやすくなる可能性大です!(最新ドライヤーの紹介記事も別途予定しています)。梅雨時のクセ毛の扱いに悩んでいる方は、乾かす時間とドライヤーの見直しもぜひやってみてください。

 

寝起きの髪からパーマ風ヘアが完成するまで
▼右にスワイプしてください▼

前回記事「夏の通勤服は何着てたっけ?とリネンジャケットを引っ張り出してみるなど」はこちら>>

これまで紹介したコーディネート一覧を見る