ファッションPRから料理家まで幅広く活躍する杉山絵美さんが、地球にも身体にも優しい週1ヴィーガン生活を提案します。

 


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気がついたらもう6月ですね。この「月曜日は週一ヴィーガンの日」連載も3ヶ月が経ちました。レシピをご覧いただきお料理をしてくださっている皆様に感謝です。

ヴィーガンと聞くとまだなんとなく「難しそう!」って思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも気軽な気持ちで取り入れてもらえたらと思っています。

「昨日はたくさんお肉を食べたから今日はお野菜中心のヴィーガンにしよう!」という感じで1週間に一度取り入れるだけで体も心も楽になる気がします。

ヴィーガン料理はルールが難しい印象ですが、イタリアンにすると、意識してなかったのにヴィーガン料理だった! っていうことがよくあります。今日は、材料3つだけでつくる絶品トマトソースをベースにした茄子のボロネーゼスパゲッティをご紹介します。ぜひ作ってみてくださいね。

なすのボロネーゼスパゲッティ


◾️ 調理時間 20分

材料(3人分)
・トマト水煮 250g
・玉ねぎ 大1個
・なす 2本
・野菜ブイヨン 1個
・スパゲッティ 180g

How to cook
1. 玉ねぎはできるだけ細かくみじん切りにする。なすは5mm角のさいの目に切る。

 

2. 鍋にオリーブオイル大さじ2(分量外)を入れて、中火で玉ねぎを炒める。透き通ってきたらトマトとブイヨンをいれて水分がなくなってくるまで10分から15分煮詰める。塩胡椒で味を整える。

 
 

3. フライパンにオリーブオイル大さじ1(分量外)をいれて、なすがしんなりするまで中火で炒める。塩胡椒を振る。炒めたなすの2/3をトマトソースにいれて残りは飾り用にとっておく。

 
 

4. スパゲッテイを表示より1分半短く茹でる。茹でる時にオリーブオイルを少し垂らすと、沸騰した際に沸点があがらず、お湯が吹きこぼれない。

5. 茹でたパスタをトマトソースと絡めて、お皿に盛り付け、なすを乗せてオリーブオイル(分量外)を回しかけて、粗塩を少しだけかけて出来上がり。

Point
玉ねぎはブレンダーなどを使ってできるだけ細かいみじん切りにした方が甘みも出て、トマトとも絡みやすく美味しくなります。玉ねぎはよーーく炒めることが甘みとうまみを引き出すポイントです。茄子はなるべく同じサイズに丁寧に切ると綺麗ですよ。

Make your own
トマトソースはいろんなお料理使えるのでたくさん作っておいて冷蔵庫保存だったら10日くらいもちます。小分けにして冷凍しておくのも便利です。絹ごし豆腐をクリームみたいに崩して、トマトソースとなすと重ねて焼いてヴィーガンラザニアにしたり、なすの代わりに好みのお野菜を入れたベジタルブルボロネーゼを作っても。とうもろこしが出回り始めたので、ナスの代わりにとうもろこしにするとカラフルになりおススメです。私のお気に入りのレシピのひとつです。


【レシピ集】目にも舌にも美味しいヴィーガンレシピまとめ
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写真/Bob Fisher(杉山さん)、杉山絵美(料理)
食材協力/Oisix
調理器具提供/Cherry Terrace

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