パリ在住のミモレブロガー大熊洋子さんがヴァカンス先での水着を紹介します。


ヨーロッパの人々が何故美しく見えるのか、漠然とした疑問を持って久しい。フランスに移住してから、人間観察が一つの趣味になった。

大したものを着ている訳でもなく、ファッションにお金をかけないどころか、どちらかと言うと無頓着で、ほぼノーメイク。流行りのブランド名を口にする事も無い。

それなのに彼らは粋で、どこか垢抜けているのは何故なんだろうと、いつも不思議に思う。

休暇先の海辺の街で、「今日のコーデ」のポイントは? なんて、小細工を考えていたら、そんな自分が何だかアホらしく思えてきた。

今年初めての海。まだまだ生っ白い肌には、コントラストの低いマスタードイエローのビキニを選んで。

ビーチで水着姿の、若いお嬢さん達のカモシカの様な脚。ミモレ世代をとうに超えた、恰幅の良い初老のマダムのビキニ姿。一寸の嫌らしさも無い健康的な肉体美に、暫し見とれた。

 

お腹が出ていようと、胸がたるんでいようと、堂々としている事。人の在り様がお洒落を決めるのかもしれない。

私達はもっと自分に自信を持ったって良い。そうしたら何かが確実に変わるな、と思った。

お気に入りのスイムウェアは、ペットボトルのリサイクル資源で作られている。
 

ビーチウェア#エレス

大熊洋子さんの最新ルック
▼右にスワイプしてください▼


前回記事「Gジャンは、ズバリ"野暮ったい"がカッコいい!」はこちら>>

これまで紹介したコーディネート一覧を見る