「警察モノは苦手だから……」そんな人にこそ観てもらいたい!
戸田恵梨香×永野芽郁が最強ペアを組む『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(7月7日 22:00スタート)は、ある意味“警察ドラマぽくない”作品になると思います。
原作の見どころ、テンポのいいやり取りはドラマでも!
このドラマの原作は、講談社「モーニング」で連載中の『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』(著・泰三子)。著者は、10年間警察に勤めていた元警官なこともあり、内容がとにかくリアル! ブラックな内情をユーモラスに描いていて、初めて原作を読んだとき「なんだこのコミカルさは」と驚きました。でも、そのなかにホロっと泣けるシーンもあったりして。とにかく感情が忙しい漫画です。ぜひ、読んでみて欲しい……!
今回ドラマで永野芽郁さんが演じる新米警察官・川合麻依は、「警察官になれば一生安泰!」という考えから警察を目指した女の子。市民から「税金泥棒!」「ブスが!」と罵られ心身ともに疲弊してしまい、交番勤務2週間で辞職を決意するように。
そんな後輩に、普通の先輩は「大丈夫だよ」「気にするな」など励ましの言葉をかけるはずですよね?
しかし、刑事課の元エースでなぜか交番に飛ばされてきた藤聖子(戸田恵梨香)は、「警察官の主な仕事はサンドバックだよ」とあっけらかんと言い切ります。
原作漫画で、川合が「こんなブラック企業と知っていれば……」とうなだれているときも、藤は、「間違いなく収入は安定してるじゃん。そのための福利厚生だから。遺族は大切にしてもらえるよ」と返します。それに、「生きてる職員は大切にしてもらえないんでしょうか!?」と言い返す川合もまた面白くて。(このシーンドラマで見たい……!)
悩んだり壁にぶち当たったりしたときには、「そうだね、辛いね」と共感してもらいたいと思うのが、当たり前の感情かもしれません。でも藤のようにあっけらかんと返されると、落ち込んでいる自分がバカバカしくなってきたり。
けれど、そう言えるのは藤に強い信念があるからこそなんですよね。「私たちの仕事は嫌われたりつらかったり、すぐやりがいが感じられるモノじゃないけど、それが起こるかもしれなかった悲劇を一つでも防げるのなら、私は幸せ」という。だからこそ、川合の心を動かしていけるんだと思います。
戸田恵梨香さん×永野芽郁さん『ハコヅメ』1話見どころをチェック
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