不景気になると、会社の倒産、リストラなど、自分の意志ではなく、会社を辞めなくてはいけなくなる人も出てくるもの。そんなときは、人生に絶望を感じるものですが、今だからこそ、やれることもあります。無職になった時にやるといいこととは、何でしょうか。


無職になった時にやること1:今ある“いい部分”に目を向ける

 

無職になった人は、「すぐに仕事を探さなくては!」と慌てて雇ってくれるところを探しがちですが、「長い目で見て、今後、どうやって生きていくのか」を考えたほうがいいもの。
もし貯金がなくて、すぐに働かなくてはいけない場合でも、慌てて就職をしてしまったら、合わなくても簡単には辞められないことも多いため、とりあえず、失業保険をもらったり、アルバイトをしたりしながら、今後についてよく考えたほうがいいこともあります。

 

無職になると、仕事、社会的地位など“失ったもの”ばかりに目を向けがちですが、見方によっては、「好きなこと、やってみたかったことをやるチャンス」でもあります。「もう失うものはない!」という気持ちになれたら、心おきなく挑戦できますしね。
もし今まで自分が培ったキャリアと知識、能力によって、独立できそうであれば、起業してもいいでしょうし、「未経験だけど、実は、飲食店をやってみたかった」という人は、まずは目標とするお店で修行をするという選択肢もあります。
また、学校に入学して、勉強をしてもいいですし、何か仕事に結びつくような資格をとるのもいいですしね。

たとえ会社の倒産、リストラなどであっても、やってみたいことがある人にとっては、「自ら会社を辞める手間が省けた」と思ってもいいくらいです。特に会社の正社員でいると、「この環境を捨て、リスクを負ってまで、やるべきことなのか」と悩む人は多いもの。それで、挑戦できないまま、ズルズルと月日が経ってしまうことも少なくありません。
やはり何か新しいことを始めるのであれば、体力的にも、できるだけ年齢が若いほうがいいもの。だから、否応なしに辞めることになったのだとしても、むしろ「やりたいことをやるチャンスなのだ!」と前向きに考えることが大切なのです。

どんなに不幸な状況にも、必ずと言ってもいいくらいにメリットもあるもの。だから、その“いい部分”に目を向け、それを生かすようにすることが、幸せになるためにも大切。そして、「失ったものに対して執着しないで、今、自分ができることに全力を尽くすこと」が大事なのです。
“人生のリセットのチャンス”くらいに思って、自分の今後を思い描いてみましょう。

このほかにも、「無職になった時にやるといいこと」があります。それができてこそ、良い未来を作り出せるといっても過言ではありません。それについては、次のページで紹介します。

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