「体が資本」「健康第一」だと分かっていても、ついつい頑張り過ぎてしまう人は多いもの。でも、体を壊す前に、気づいたほうがいいことがあります。それは、幸せに生きるためにも、できたほうがいいことなのです。
・体を壊す前に気づくべきこと1:体こそ、自分にとって一番大事な道具であること
・【漫画】無理して体を壊す人は気付くべき
・体を壊す前に気づくべきこと2:“手元にある幸せ”に気づく大切さ
・体を壊す前に気づくべきこと3:「自分を大切にする」のを学ぶこと
体を壊す前に気づくべきこと1:体こそ、自分にとって一番大事な道具であること
体は、私たちが日常生活を送るための重要な“道具”とも言えます。道具はきちんと手入れをすることが重要です。
例えば、料理を作るのに、包丁が錆びていたら、よく切れなくて時間がかかってしまうし、出来上がりもあまりよくないもの。
つまり、私たちも体がいい状態でないと、効率が落ち、いい結果にならないことが多いのです。
風邪をひいただけでも、熱が出て頭がボーっとしたり、声が出にくくなったりして、どんなに楽しいことが目の前にあっても心おきなく楽しめないし、ご馳走があっても美味しさが半減してしまいます。
それだけでなく、病院に行かなくてはいけない場合は、そのための時間と労力、お金もかかります。また、治るまでの間、辛い思いをします。
先ほどの料理の例でいっても、料理を作る前に錆びた包丁を研ぐという、ちょっとした時間と手間をとることで、むしろ効率よく作れたり、美しい出来栄えになったりするもの。
だから、体が疲れている時は、「今、私、錆びているんだわ」くらいに思って(笑)、自分をメンテナンスすることは大切なのです。
日本人は特に「頑張っていることが偉い」と思いがち。でも、無理して頑張ることは、感心できるどころか、「視野が狭くなっている」とも言えます。“目先のこと”しか見えていないことで、頑張り過ぎてしまっているところがあるからです。
もっと広い視野を持って、「今、疲れたままこれをやっても、よいものはできないから、今日はもう休んで、明日やろう」と考えられるようになったほうが、体も壊さないし、いい結果になるかもしれません。
忙しい人は、時間に追われがちですが、「休む勇気を持つ」ことも大切なのです。
もし仕事量が多い場合は、体を壊す前に、上司に相談して減らしてもらったり、結婚している場合は、パートナーに言って家事の負担を減らしてもらったりすることは大事。体を壊してからでは遅いし、結局、「私がやるしかないから」なんて思って、無理をして病気になっても、感謝されないことも少なくないし、自分が苦しいだけです。だから、自分の身は自分で守りましょう。
自分の体力を過信して無理してしまう人は、大事なことを見失っていることがあります。それについては、次のページで紹介します。
【漫画】無理して体を壊す人は気付くべき
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