「女を捨てる」のも、違う!
例えば、「若い頃にモテた」という成功体験のある女性は、何歳になっても、自分の女性としての魅力を磨こうとします。それは、全く悪いことではありません。
ただ、「自分の価値の評価を、相手にゆだねなければいい」だけなのです。自分で自己を認められれば。
逆に、モテなかったことに劣等感を抱いている女性は、歳を重ねるにつれ、女性としての魅力を諦めてしまう傾向があります。だから、容姿もファッションもどんどん残念な状態になってしまうことも……。
「諦めること」と「納得して手放すこと」は、似ているようで違います。つまり、“自分がありたい姿”であるために、「女性らしさよりも自分らしさを大切にする」というのであれば、問題ありませんが、「自分は女性としての魅力がないから、もういいや!面倒くさい」と投げやりになるのは、違います。
それはそれで、「女として求められることに、自分の価値を見出す人」とは、また別の“心の闇”を抱えていると言えるでしょう。
結局は、モテようが、モテまいが、「自分をもっときちんと愛することが大事」なのです。人に自分の価値をゆだねるのは、自分を愛していることにならないし、逆に自分自身で諦めてしまうのも、愛情がありません。
「自分を世界で一番愛せる存在は、自分自身」だといっても、過言ではないもの。だから、もっと自分が愛さないといけないし、少なくとも、自分を不自由で生きにくい状況に置いたり、大切にしない行動をしたりするのは、やめたほうがいいのです。
人の評価ばかり(※特に男性からの評価)に振り回されないで、もっと自分を認め、自由に生きていきたいものですね。
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