不倫を3年以上ズルズル続けながら、相手との結婚を夢見ている独身女性は少なからずいます。そういう人は、“不倫の現実”をきちんと見たほうがいいこともあります。
一度、その関係について、冷静に考えてみてはいかがでしょうか。

不倫女性が考えるべきこと1:本当に相手は、「自分と結婚する気があるのか」

 

不倫関係が3年以上長引いている場合は、「そもそも相手は、自分と結婚する気があるのか」と、疑ったほうがいいでしょう。たとえ相手が別居していたとしても、離婚しないまま夫婦生活を維持し続ける人もいますし、仮に離婚が成立したとしても、その後すぐにあなたと結婚してくれるのかどうかは、分からないものです。最悪の場合、あなたのことを「遊ぶにはちょうどいい相手(浮気相手としては最適)」だと考えているだけで、離婚しても結婚してくれないこともあるのです。

最近は、いくつになっても恋愛、結婚できる時代にはなりましたが、もし子供を望んでいる場合は、タイムリミットがあります。まだ妊娠できる年齢であったとしても、若いほうが妊娠、出産をしやすいもの。そんなあなたの貴重な時間をズルズルと先延ばしにするような人は、本当にあなたのことを考えてくれているのでしょうか?

不倫をしている男性のなかには、相手の女性の気をひき続けるために、嘘をつく人は少なくありません。「妻とは離婚話を進めている」と言っていても、実際はそんな話をしてもいないこともあるもの。たとえ「子供がもう少し大きくなったら、離婚しようと思っている」というもっともらしい理由を言っているのだとしても、“その場しのぎの言い訳”に過ぎず、実際はそんな先のことまで考えていないこともあるのです。

なによりも、人は“心の底から望んでいること”に関しては、自然と行動に移すもの。もし彼が“本当に”あなたと結婚して幸せな家庭を築きたければ、やはり何が何でも離婚を成立させようとするものでしょう。つまり、相手にそこまでの行動がない場合は、“その程度の思い”しかないか、もしくは“その程度の行動力”しかない能力的に残念な人か、のどちらかなのです(苦笑)。
それでも、そんな相手に大切な時間を費やし続けるのかは、よく考えたほうがいいでしょう。

 


不倫女性が考えるべきこと2:浮気する人は思いやりがないこと


そもそも「なぜ浮気をしてはいけないのか」というと、法律の話は抜きにして、単純に「パートナーに対して、思いやりのない行為だから」です。だから、もし“パートナー公認”であれば、好きに外で恋愛をしても問題はないとも言えます。他人がとやかく言う必要はないですしね。

自分の欲望を満たすために不倫をする人は多いものですが、そんな人は基本、自分のことしか考えていません。「これをしたら家族が悲しむ」なんてことはいちいち考えないし、浮気相手に対しても、「独身の相手に“日の当たらない関係”を持たせてしまって、申し訳ない」なんて思いません。ただただ自分の欲望と願望のために、人を利用してしまっているところがあるのです。

自分勝手な人は、よほど生まれ変わるくらいの改心をしなければ変わりません。こういうタイプは、そもそも相手の立場に立って物事を考えることはできないので、「自分が悪いことをしている」という認識すら薄いもの。むしろ「ずっと現役感のある男でいたい」「妻以外の女性にも好かれている俺は、男としてイケている」という自己満足のために不倫をしていて、そんな状況に満足していることもあるのです。
そんな思いやりのない相手のどこが魅力的なのかを、よく考えたほうがいいでしょう。“表面的な優しさ”を優しさだと言っているうちは、相手のズルさを見抜けないですよ。


不倫女性が考えるべきこと3:不倫が“夫婦仲の潤滑油”になっていることもあること


不倫をしている夫が、必ずしも妻を好きではないわけではありません。なかには妻を好きでも、不倫をする人はいます。
例えば、一緒に生活をしていたら、それなりに妻への不満、怒りを抱くこともあります。そういった思いを「浮気」という妻への裏切り行為をして、発散する人もいます。そういう人は、浮気をしているから、むしろ夫婦関係を維持できているところがあるのです。

さらに、浮気している申し訳なさから、妻に優しくできることもあるもの。つまり、不倫相手のほうは、「彼は奥さんうまくいっていないから、私と付き合っているんだわ」と思いがちですが、実際は、あなたという存在がいることで、むしろ夫婦仲がうまくいっていることもあるのです。それって、悔しくないですか?単に利用されているだけですしね。

もし、彼を離婚させたいなら、あなたが今すぐ、彼と別れたほうがいいこともあります。別れ話を切り出して、彼がどっちを取るのか、勝負に出てみてはいかがでしょうか?


不倫女性が考えるべきこと4:本当に愛されていたら不倫関係にはならないこと


既婚者と恋愛をしている人は、相手のパートナーから訴えられるリスクがあります。本当に彼があなたを愛していたら、あなたをそんな、“訴えられるような状態”にしておくでしょうか?……しないですよね。なぜなら、本来は、愛する人のことは守りたいし、幸せにしたいと思うものだからです。

世の中には、「彼の奥さんから訴えられたら、彼はそそくさと逃げて奥さんとよりを戻し、自分は多額の慰謝料を支払うはめになった」なんて人もいます。人はトラブルが起こった時にこそ、本質が見えるものなので、そんなとき彼がどんな行動に出るのかなんて、分からないものなんですよね。

逆に、本当に彼はあなたを愛しているのに、“訴えられるリスクのある状況”にしている場合は、ハッキリ言って“おバカさん”なので、それはそれで、違う意味で別れたほうがいいでしょう(苦笑)。
不倫は、どんなに相手の既婚者から熱烈に言い寄ってきたのだとしても、それに応じた不倫相手のほうが訴えられる弱い立場にいることは、きちんと認識しておいたほうがいいもの。もし、それを理解できないのであれば、あなたも同じく“おバカさん”ですよ。


不倫女性が考えるべきこと5:浮気癖がある人は、また浮気をする可能性が高いこと


浮気をする人は、欲望に弱い人です。だから、素敵な人がいると理性で抑えられず、つい不倫をしてしまうのです。
だから、いくら「もう二度と浮気はしない」と誓っても、何度も浮気してしまう人はいるもの。そういう人は、生まれ変わるくらいの気持ちで理性を強くしない限り、また欲望に負けてしまうのです。

でも、人はそう簡単には理性の強い人になれません。だから、仮に不倫関係から略奪し、結婚できたとしても、また彼は外に素敵な女性がいたら、つい不倫をしてしまう可能性は低くないのです。
「“そういう人”なんだ」と、寛容な気持ちになれるのであれば、話は別ですが、運が悪ければ、あなたが前の奥さんにしたように、今度は自分が不倫相手から略奪されてしまうこともあるので、ご注意を!


不倫女性が考えるべきこと6:自分が現実を見ようとしていないこと


不倫している人は、夢見がちな人も少なくありません。だから、「彼は離婚しようと思っているけど、子供がいるからなかなか別れられないだけ」「彼は奥さんのことはもう愛してない。愛しているのは、私だけ」なんて、自分のいいように解釈してしまうことが多いのです。逆を言えば、それくらい“都合のいい解釈”ができなければ、辛い不倫関係を続けることはできないでしょう。

でも、そんな“あなたの気を惹きとめるための嘘”を信じ続けないためにも、やったほうがいいことがあります。それは「耳をふさいで、相手の行動をよく見る」ことです。
もし相手が、「離婚するつもりだ」と言っていても、別居もしていなければ、年末年始はあなたと過ごすどころか、家族で仲良く過ごしているなら、その行動のほうが「真実」なのです。

また「現実を見る」というのは、相手の言動だけでなく、“自分の心の中”もきちんと見なくてはいけません。例えば、略奪をしたい人は、「相手を愛しているから」だけでなく、「奥さんに負けたくない」「ここまで相手に費やした時間と労力を無駄にしたくない」といった“女のプライドと意地”から、相手との結婚を目指してしまう人も少なからずいます。
だから、仮に略奪愛が成功したとしても、そのときには女のプライドが満たされ、相手への愛が冷めてしまうこともあるのです。特に、今の彼が素敵なのは、“奥さんのサポート”があるからかもしれません。そのサポートがなくなったとき、彼が今までのようにカッコイイ人でいられるかどうかは、不明です。それでも愛し続けられるかどうか、ですよね。

また、不倫をする人のなかには、自分に対する劣等感から、「私と恋愛してくれる人は、結婚している人くらいしかいない」なんて自信がなかったり、“社会的地位のある男性”と不倫をすることで、「自分にも価値がある」と思い込みたかったりする人もいるもの。
そんな人は、“自分の無価値観”を解消することができたら「自分に不倫を持ちかける男性なんて、失礼だわ!」という認識が持てるようになるでしょう。
あなたはちゃんと価値があります!不倫相手にされるような、“セカンド”でいい女性ではありません。もっと自分に自信を持たないといけません。

人は、自分に価値を見出し、自信を持てるようになると、人からも「この人のことは大切にしなくてはいけない」と思われるような雰囲気が出てきます。だから、まずは「自分は不倫相手(セカンド)にされるような女性ではない!」と、強く思えるくらいに自分の価値を認めましょう。

今年中に、そんな不毛な恋愛を手放し、魅力ある女性として、新年を迎えてみてはいかがでしょうか?そんなあなたを悲しませる“疫病神のような相手”と別れたとき、もっと素敵な人が現れるかもしれませんよ!

【漫画】不倫が長引いた女性の後悔
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この記事は2020年12月10日に配信したものです。
mi-molletで人気があったため再掲載しております。

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