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チークの入れ方でまさかの老け見え! 40代が目指す血色感って?【ヘア&メイク岡野瑞恵さん】

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ヘルシーで自分らしい顔になるためのメイク、今回は血色感を上手にプラスするチーク&リップについて。ヘア&メイクアップアーティスト・岡野瑞恵さんのメイク法を知って、即、晴れやかな顔に。

ジャケット ¥93500/チノ(モールド)  ニット¥36300/ALLUDE(三喜商事) イヤカフ ¥15180、リング ¥20680[右手人差し指]、リング ¥21780[左手中指薬指]/J Products


わかりやすい血色感は老けて見える元ってホント!?


「顔色が悪い」「疲れて見える」がデフォルトという40代は少なくない。調子が悪そうに映るわけは、血色感が足りないから。となると、「チークをつけなくちゃ」と思いがちだけど、ちょっと待って!
「この年代の場合、わかりやすい血色感はかえって老けて見えます。ただ明るい色のチークをつけるのではなく、血色は『仕込んで』こなれ感を」と岡野さん。
仕込みには練りチークを活用し、上からイエローベージュのパウダーを重ねてヘルシーに。
そしてもうひとつ、元気をアピールするための大事なパーツが唇。
「唇のpHによって色が変わるタイプのリップをあらかじめつけて、血色を仕込んでおいて」

 
岡野さんの“こなれ血色”3カ条

1.頬の血色感は練りチークで仕込む
2.イエロー系の魔法パウダーをプラス
3.pHベースのひとワザで唇にも血色感


1.頬の血色感は練りチークで仕込む


加齢でやせてきた肌に明るい色や強い色のチークをつけると、浮いてしまって不自然! 練りチークを使った仕込みテクで、「血色を自分のものにする」よう意識したい。
練りチークのカラーはレッド系。色をのせたら、ほんのりとぼかして。

練りチークを頬の高い箇所の黒目の下あたりに置き、指で中央に向けてぼかす。次に外側に向けて、横方向にのばす。 
 

(左から)肌の上では見た目より柔らかい色に。持ちがいいのも、仕込みチーク向き。ファシオ マルチフェイス スティック 01 ¥990(編集部調べ)(モデル使用色)/コーセー
みずみずしく温かみのあるレッド。ほのかなツヤがフレッシュ。ブラッシュクレーム 201 ¥4950(10/21限定発売)/クレ・ド・ポー ボーテ


2.イエロー系の魔法パウダーをプラス

 

練りチークをつけた後は、イエロー系のパウダーチークをオン。「イエロー!?」と驚く声が聞こえそうだが、これが魔法のようにメイクのレベルを上げてくれる。

チークというよりは、肌のニュアンスカラーですね。黄みがかった色をのせることで、練りチークがなじむし、メイクがこなれておしゃれな印象になるんです」
最後にブラシに残ったチークを、フェイスラインやあご先にも入れると、小顔効果がアップ。メイクがより顔になじんで感じられる。

イエロー系のパウダーチークをチークブラシで頬の高い箇所にのせ、外側に向けてぼかす。その際、チークの中央部(最初に色をのせたところ)には触れず、元の色を残す。 
 

(左から時計回りに)黄色を含んだベージュは、どんな肌色の人も垢抜けて見せるカラー。カムフィー ブラッシュ 05 ¥3850/セルヴォーク 
シックに転ぶキャラメルブラウン。黄みピンクと混ぜて使って。ピュア カラー ブラッシュ 11 ¥6050/SUQQU
肌と同化しながらヘルシー感を高めるイエローオレンジ。パウダー ブラッシュ 08 ¥3630(モデル使用色)/スナイデル ビューティ


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血色感は仕込みマインドで大成功!
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