50歳から「老ゴッド」へ！ キロンリターンとは
――本書の中で、生まれた時のキロンの位置に約50年かけてキロンが戻ってくる「キロンリターン」についても紹介されています。これは、50歳から何か変化が大きな起きるということでしょうか？
本の中では「そして五十で神となる／天下を取る」と表現しています。簡単に言うと、今までは「普通の人」でも、50歳からは「老ゴッド」になれるんですね。誰しも子どもの頃は「神ってる」力が備わった「子ゴッド」なのですが、大人になるにつれ社会の理がわかってくると、多くは「普通の人」になります。そこに50年周期の「キロンリターン」の影響を受け、再び「神ってる」状態が発動しやすくなるわけです。つまり、星の世界で見ると人間は、「子ゴッド」→「普通の人」→「老ゴッド」の流れを辿っているんですね。「老ゴッド」の発動条件にはやはり傷の克服が必要ですが、自分のキロンリターンの年までに克服できなくても焦ることはありません。なにせ50歳からが「老ゴッド」の始まりなので。そう考えると、「風の時代」は“老害”なんて嫌な言葉はなくなっているかもしれませんね。日ハムの“ビッグボス”こと新庄剛志監督も、まさに50歳を目前に“ゴッド化”したように見えます。
キロン星座の世代交代で「神ってる」超え続々！？
――本書では年齢域の「キロン星座」が分かるようになっていますが、例えば社会の中心で活躍する主な世代が交代していくと、その世代の「キロン星座」の雰囲気に世の中も変わっていくのでしょうか？
変わると思います。例えば、「山羊座キロン」（2001年12月12日～2005年2月21日年生まれ）の人たちが社会の中心になると、伝統が刷新されたり、いい意味でクラッシャーのような人たちがたくさん登場したりすると思います。「水瓶座キロン」（2005年2月22日～2010年4月20日生まれ）の人たちになると“天才、百花繚乱！”みたいな世の中になるかもしれません。そして僕が注目するのは、「魚座キロン」（2010年4月21日～2019年2月18日生まれ）の人たち。「魚座キロン」は3.5次元とも言えるパラレルな世界を生きる人たちなので、これまでの「神ってる」を軽々と超えてくる人たちがわんさか出てきそうです。「魚座キロン」の人たちが成人を迎えるのは約10年後。ワクワクするような明るい未来を、ぜひ楽しみにしていてください。
yujiさん
星読み係、ヒーラー。香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心をする。現在は各媒体での連載、講演など、幅広い分野で活躍中。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをSNSにて発信している。著書に『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』(講談社)、『星2.0』(光文社)、『yujiの星読み語り』『神さまと顧問契約を結ぶ方法』『神さま手帖』(すべてワニブックス)など。最新刊は『風の時代の未来予測』（講談社）。
■ブログ https://ameblo.jp/uenopasiri/
■Twitter @yujiscope
＜新刊紹介＞
『風の時代の未来予測』
定価：本体1500円（税別） 講談社
電子版も配信中！
６万部を突破した前作『「風の時代」に自分を最適化する方法』から１年。「風の時代」という言葉は世間にすっかり浸透しましたが、実はまだ前時代からの移行期間中。世界が変わる本番は、まだこれから！
【この本のポイント】
1. 3年後、5年後、20年後に起こることがわかる
時代を司る大きな星のイベントは、2024年、2026年、2044年にやってきます。
2. 風の時代が終わる200年後に世界はどうなるのか、衝撃の「３つの予言」を掲載！
yujiが星を読み予測した3つのパラレルストーリーはかなり大胆ですが、江戸時代の人が現代を予測するのと同じと思えば、その奇想天外さも納得です。
3. 風の時代を生きるための最強武器「バイブス」を徹底解説
目に見えないものが大事にされる風の時代の最大の武器としてyujiが推すのが「バイブス」。人間関係もビジネスもこれに左右される時代に。
4. 12星座別のキロン星読みで、あなたの「魂の傷」と「超才能」がわかる
あなたのキロンがどの星座にあるか、簡単な早見表でチェック！ この時代に克服すべき「魂の傷」と、それを超えた先に手に入る「超才能」がわかります。
yujiさん、書籍撮影／塚田亮平
イメージ画像／Shutterstock
構成／松崎育子
第１回：【星読みyuji】仕事を辞める前に必読！「風の時代は頑張らなくていい時代」は本当か＞＞
第２回：【星読みyuji】風の時代に「運のいい人」になる超簡単なこと＞＞
Comment