スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

ラ・フォンタナ・マジョーレ、ありがとう、また会う日まで!_img0

あけましておめでとうございます! HELLO 2022年!


新年最初の記事は、私が大好きだったショップの話です。


1996年スタートのショップ、ラ・フォンタナ・マジョーレ。ヴァンテーヌの新人時代にリースに行って以来、ミラノのおしゃれを教えてくれた存在でした。

黒とネイビーはシックで美しい色合わせ
ミラネーゼは流行をパンツの丈で表現する

マンテッラの着こなしやブラウンの奥深い世界を教えてくれたのも、このショップでした。ヴァンテーヌ、クラッシィ、グラツィア、DRESS、マリソルも、リースや取材でお世話になりました。家族ぐるみで仲良くさせて頂き、イタリアに行ったことも多数。

本当に本当に大好きな場所でした。

 

仕事に対する真摯な姿勢、誠実さ、そして自信をもって自分の道を行く大切さ。こんな、仕事人としてのベースも学びました。きっとラ・フォンタナ・マジョーレがなかったら今の私はいないし、南米への遊学や独立して自分の会社を立ちあげる、なんていう決断もできなかったと思います。

近くにいる「おしゃれなお姉さん」のように、付かず離れずいてくれた存在が、12月31日に今の場所ではクローズします。最後、ヴァンテーヌの元同僚とお伺いし、ご挨拶を。私がはいているレザーのスカートは、12年前くらいに購入したもの。まさにmy vintage。きっとこれからも大事に慈しみながら着続けると思います。

ラ・フォンタナ・マジョーレ、本当にありがとう。そして、またお会いするのをたのしみにしています♡

大草 直子

ラ・フォンタナ・マジョーレ、ありがとう、また会う日まで!_img2
たくさんの顧客の方が、最後までたくさんいらっしゃり、本当にこの場所が愛されていたことを改めて確認しました。
ラ・フォンタナ・マジョーレ、ありがとう、また会う日まで!_img5
赤や黄色の華やかさではなく、ネイビーやグレーのもつ華やかさを教えてくれました。


「好きにフォーカスするのはワガママじゃない!初の人生本「飽きる勇気」発売中。」>>

大草直子の最新刊『飽きる勇気』ができるまで>>

大草直子ディレクターの最新コーデ
▼右にスワイプしてください▼

大草直子ディレクターの最新コーデ>>


前回記事「最旬!ミラ オーウェンの、トープカラーのハーフコート」はこちら>>