スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

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寒くなりましたね~。冬ってこんなに空気が冷たかったっけ? と冬を過ごすのも49回目なのに、驚いてしまいます。あ、そして今気づいてしまった。冬、49回目なんだ。意外と少ないな(笑)。100歳まで生きたとしても、100回しか経験できないのね。寒いとか文句を言っていないで、楽しんで過ごそうっと。

 

はい、少しでもエンジョイしようと、今年手に入れたのが、アスレジャーなアウター。Athleisureは、アスレチックとレジャーを組み合わせた造語で、スポーツウェアを、普段に取り入れよう♡ という流行。コンサバ育ちなもので、スポーツウェアは「大学時代のラクロス部の部活着」というイメージがあって、なかなか軽やかに取り入れられなかったのですが、最近は得意です。上質な素材や丁寧な縫製。クローゼットには婦人が似合う、婦人のための服も増えてきたので、あえてそこに、真逆のスポーツウェアテイストの1枚を加えると。あら不思議、どこか今っぽく、そして「抜け感」が生まれます♡

今愛用しているのは、KATMANDUのアウター。中綿ダウンとフーディがセットになっている1着。このジャケット、なんと! 廃棄処分される、コーヒーかすを原料として再利用した特殊な糸を使っていて、「超サスティナブル」。撥水や耐水性もあるので、さまざまなシーンで着られる! と思って買いましたが、まだ雪山やキャンプで着る機会はありません(笑)。意外とスカートにも合わせやすいので、「あれ、今日はもう少し軽やかさが欲しいな」と言う時に活用しています♡ 軽いし暖かいし◎。

そしてもう1着は、フェザー90%、ダウン10%のダウンジャケット。少し大き目のシルエット、何よりこのスモーキーなピンクが、実は日常に使いやすいんです。グレーのフラノのパンツに合わせたり、レザーレギンスとコーディネートしたりしています。しっかりとタイトなダウンは、意外ときれいにまとまります。だからこそ、仕事や学校行事に最適なのですが、ふわっとしたシルエットは、昨年までの1枚をアップデートするのに活用できます。最低気温が今年1番下がった今朝などは、ぴったりですね♡

少しスピード感のあるアウターを取り入れて、ベーシックなアイテムを、また新しい気持ちで着こなせたら良いですよね。

大草 直子

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スポーティがあるから、少しわかりやすいラグジュアリーなバッグも、軽やかにもてる。タートルはヒュッゲ、デニムはアッパーハイツ、バッグはディオール、ブーツはジュゼッペ ザノッティです。
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近くで見ると、ジャケットのレイヤー具合がわかります。
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インナーだけを使用するとこんな感じ。


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