副業・複業。
働き方が自由になったいまこそ、挑戦してみたいですよね。
でも、「二足のわらじ」で歩く最初の一歩って、ハードルが高いもの。そもそも副業とは、どこから見つけてくるのか、自分には何ができるのか、疑問はたくさん。
そこでパラキャリアを軌道に乗せた先輩にインタビュー。
「一歩を踏みだした瞬間」と、その新しい世界を、教えて二足のわらじさん！
会社員と並行して、戦略的に夢の仕事をカタチにしていく【太田みおさん②】
おもてなし心満点のフルコース。滋味あふれる「まごわやさしい」家庭料理。そして心身の調子を整えるアロマの知恵。ライフスタイルデザイナーの太田みおさんが教えてくれるさまざまな技のテーマは「ライフスタイルを大切にして人生を豊かにすること」。
彼女が二足、三足の「わらじ」をはいて地道に歩く先、目指すものは、どうやら“ささやかでたったひとつのもの”でした。
レコード会社のプロデューサーとして激務をこなしていた太田さんが、ゼロからどのようにパラキャリアを育てたのか、その軌跡を伺いました。
「一人旅」が大きな転機になった
会社の仕事は相変わらずの激務でしたが、「ライフスタイルの提案を通じて心身の健康を守る」事業をいつか始めるという目標ができました。
そんな時、波照間島に一人旅をして、とある女性と出会います。
その女性のお宅にお邪魔した時、女性が玄関の土間で１年分の手作り石鹸を乾燥させているところでした。ずらりと並んだ、色とりどりの素朴な石鹸。不純物は一切なし、ココナッツオイルと精油から作った植物のエキスたっぷりの手作り石鹸は、宝石のように見えました。触らせていただくと、植物の恵みであるアロマの香りがふんわりと香り、理屈抜きにほっとできます。
彼女は肌の弱いお子さんたちのために、必要な洗剤のすべてを手作りしているとのこと。
私は吸い寄せられるように、お話を聞きました。そこに、私にとってのヒントがある気がしたのです。
【写真】太田さんのサロンで紡がれる優しい世界をご覧ください
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