ファッションPRから料理家まで幅広く活躍する杉山絵美さんが、地球にも身体にも優しい週1ヴィーガン生活を提案します。

 


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先週、深雪の福井に禅と精進料理を学ぶ為の旅をしてきました。実は、友人と12月にも訪れた福井でしたが1ヶ月前とは全く違う白銀の景色。幻想的な雰囲気の福井での旅に思いを馳せたお料理をご紹介します。福井市の方々は日本一油揚げが大好きだそう! 一世帯あたりの油揚げ、がんもどきの購入額がなんと58年連続で日本一と伺いました。浄土真宗の信仰があつく、信徒の催事の昼食には当時高級品であった油揚げをつかったお料理が必ず振る舞われていたそうです。かつてはご馳走であった油揚げが今では欠かせない県民食になっているとのことなのです。福井に滞在中においしい油揚げをたくさんいただきました。またおいしいお米の代名詞でもある「コシヒカリ」が福井が発祥だということを知りました。ご飯にすり胡麻とお塩で味付けして、甘辛く煮付けた薄揚げと大庭と巻いたお料理は精進料理のメインディッシュにもなりますし、冷めても美味しいのでお弁当に入れるのもおすすめです。

胡麻ご飯の薄皮巻き
 

◾️ 調理時間 10分

材料(3〜4人分)
・薄揚げ(油揚げ) 4枚
・醤油 大さじ3
・みりん 大さじ3
・砂糖 大さじ1/2
・大葉 1束(5〜6枚)
・ご飯 1膳
・すり胡麻 大さじ1
・柚子 適量
・塩 ひとつまみ

How to cook

 

1. 薄揚げを半分に切って熱湯に入れて1分茹でて油抜きする。ザルにあげて手で押して余計な水分を搾る。

 

2. 鍋に、薄揚げ、醤油、みりん、砂糖を入れて、薄揚げが、かぶるくらいまで水を入れて中火にかける。煮汁が少し残るまで煮詰める。

 

3. 混ぜご飯を作る。少し硬めに炊いたご飯にすり胡麻と柚子の皮のすりおろしと塩を混ぜる。

 
 

4. 薄揚げに、大葉と混ぜご飯を乗せて巻く。楊枝などで止めて成形するとよいです。

5. 刻んだ大葉を散らして出来上がり。


Point
薄揚げが分厚い場合は、真ん中を開いて半分にしてください。煮る前に薄揚げを延べ棒などで押しておくと開きやすくなります。


Make your own
胡麻の代わりに人参をすりおろして一緒に炊いた人参ご飯にするのもおすすめです。⁣


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写真/杉山絵美(料理)
食材協力/Oisix

 


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