天皇陛下は2月23日に62歳のお誕生日を迎えられました。

誕生日に先立って行われた記者会見では、長引くコロナ禍や気候変動、まもなく発生から11年を迎える東日本大震災についてなど、国内外の問題やそれによって苦しむ人々、それぞれの現場で尽力する人々への深い思いや、互いにつながり、認め合い、支え合える年になってほしいという願いを述べられました。


新型コロナウイルス感染症の影響により,現在は様々な形の交流が難しく,直に会って人と人との絆を深めたり,つながりを広げたりすることが容易ではない状況が続いておりますが,そのような中にあっても,皆がお互いのつながりを大切にしながら,心に希望の火を絶やさずに灯し続け,更には,国や地域の境界を越えて人々や社会がつながり,お互いを認め合い,支え合える年になってほしいと願っています。(令和4年天皇陛下お誕生日に際しての記者会見より)

令和4年天皇陛下お誕生日に際してのご近影。御所にて。写真/宮内庁提供


お誕生日に際して発表されたお写真で、雅子さまは淡いベージュのセットアップをお召しになっていました。靴もベージュに、またパールとゴールドのイヤリングとネックレスも選ばれて、全身ワントーンで美しくコーディネートをまとめられています。天皇陛下の品のあるゴールドのネクタイと合わせられたようにも見受けられます。

雅子さまは以前より、白やゴールド、ブルーから優しいパステルカラーまで、さまざまなジャケット&パンツスタイルを着こなしていらっしゃいました。今日は訪問先やご公務の内容に合わせた雅子さまの幅広いジャケット&パンツスタイルを振り返ります。

※キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

 


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鮮やかなブルーのセットアップ、レースとパールでエレガントに

鮮やかなロイヤルブルーのジャケットとタイトスカートで、福島県を訪問された雅子さま。エレガントなカッティングが印象的なジャケットに、レースのハイネックのトップスを合わせられています。シンプルな黒のスクラッチバッグとパンプスでコーディネートを引き締めて。1995年10月、福島県にて。 写真/JMPA・講談社

 

福島パラリンピックにご出席の際には、ネイビーのリボンがあしらわれた白い帽子をコーディネート。1995年10月、福島県・県立あずま陸上競技場にて。写真/JMPA

 

パールとゴールドのアクセサリーが華やか。1995年10月、福島パラリンピックにご出席。福島県・県立あずま陸上競技場にて。写真/JMPA

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【写真】ロイヤルの象徴カラー「ロイヤルブルー」のファッション
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1 写真/毎日新聞社/アフロ
2 写真/Splash/アフロ
3 写真/The Asahi Shimbun/Getty Images
4 写真/ZUMA Press/アフロ
5 写真/宮内庁提供
6 写真/Press Association/アフロ 6